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どちらのお国の方かわかりませんが（家にプールがあるということは欧州でも南の方ですね）、欧州では自国の国産車に乗るという日本のような意識はあまりありませんので、「外車」という特別さもありません。そもそも日本が異常に自動車メーカーが多い国ですので、世界中の多くの国はこのように考えるでしょう。

うちの奥さんが欧州の出身ですが、実家や親族は皆さん欧州の車に乗っています。日本の車は日本でもそうですが欧州の車と比べると安いですから、あまりいいイメージを持っていないといいます。日本人が韓国のヒュンダイやキア（名前くらいは聞いたことがあるでしょうか？）を見るのと似ているのかもしれません。いわゆる安かろう悪かろうですね。もちろん熱狂的な日本車ファンがいるのも事実ですが。

つまり日本で高い欧州車は欧州でも高いのです。欧州車の日本との価格差は、うちの妻の国では数％〜十数％です。もちろん日本に輸入されるモデルは装備やグレードをかなり固定化していますが、欧州ではかなり選択肢が広いですから、それをそろえたとしての話しです。また欧州での日本車は日本で買うよりはずっと高くなっています。しかしそれでも欧州の車と比べると安く設定されているように思えます。同じ車ではないので比較は難しいですのでね。

欧州では国にもよりますが、車は贅沢品ですので税金が非常に高いです。ですから車を買うというのはかなりお金がかかることです。しかし他へのお金のかかり方が違いますので、簡単には比較ができません。例えば食費や医療費、不動産価格は日本よりもずっと低いことが多いですね。ですから仮に同じ給与だとしても、車にそれだけお金がかけられるのです。生活にかけるお金の配分が日本とはかなり違っています。

ちなみに3008は日本ではまだ発売されて間もないので、中古車で出回っていて相場が決まっているようなモデルではありません。欧州の車が日本で発売されるのは早くても数ヶ月遅れになります。