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本当の意味でのアバルトが関与した最後のモデルという事で人気もありますし、確かに乗って面白い車ですが、既にクラッシックに片足をつっこんでいる年代ですし、鉄板などのクオリティが低い上に性格上手荒く乗られているケースが多く、ボディがしっかりしている車が少ないのが現状です。

また、この時代のラテンの車に共通するに電気系統の信頼性が低いというが弱点や経年劣化もあり、ちょっとしたトラブルが頻発する可能性は否定出来ませんので、ある程度以上のメカの知識がない人や自分でメンテしたりしない人が安易に手を出すのは、はっきり言ってお勧め出来ません。

腕 の良い知識豊富なメカニックに面倒を見てもらえる環境があり、メンテナンス費用がかさんでも文句を言わないというのでれば、それなりに楽しめるとは思いますが、もう少し待てば、新生アバルトが手掛けたグランデプントアバルトやNewフィアット500アバルトが日本にも導入される予定ですから、どうしてもアウトビアンキA112アバルトでなければという人以外は、こちらの方が乗って楽しめるのではないでしょうか。