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メルセデスは重厚さ、ＢＭＷは音の響きに違いがあるというのが私の考えです。
私の車歴は、中古で買ったＷ116（横目のダブルバンパー）から始まり、Ｗ126のメルセデス、そしてＢＭＷＥ36と乗り継いで、今の9年目を迎えるＥ46の325です。
メルセデスはとにかく細かな部分に、色々詰まっています。例えばウッドパネルですが、アルミ板を幾重にも重ね、仕上げにウッドがあり、また何層もの仕上げがしてあります。アルミの積層は衝突時に折れた破片で乗員が怪我をしないように、やんわりと曲がるようにするためだそうです。あのパネルの厚さ一つとっても、重厚さがメルセデスの醍醐味です。一方、ＢＭＷはノイエクラッセ＝02のイメージから、小さな箱型として、今でも3シリーズがその代表格だと思います。もっとも、新型1シリーズクーペが02の再来といわれていますが・・・。ＢＭＷの6発エンジンの音と排気音の重奏は、メルセデスには無い心地よさです。信じて貰えないかもしれませんが、私には確かに別々の音の響きが聞こえます。これはメルセデスでは感じられません。7シリーズあたりになると、さすがに音は静かでしょうから違うかもしれません。
私にとっては、どちらも好きな車ですが、あえて選択するなら「ヴェームヴェー」です。（決して「ビーエム」なんかではありません。）