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アウディR8は、年間で70台くらいが日本市場で販売されています。
これと比べられるのが、やはりV8フェラーリあたりで360モデナが年間で200台近く販売されています。

フェラーリの方が当然ながら人気はあるために中古価格は高い傾向になります。
R8が新規のモデルのため中古の動きを予測するのは難しいところがありますが、モデナの中期～後期モデル(2003年前後)が今1100万円くらいです。登場初期(2006年)で5年落ちのR8がこれと同レベルと見ることができます。

500万円近くまで下がってきているのが、360モデナの前の348で95年前後のモデル。モデナの8年→348は15年落ちまで行きます。ここから500万円台までR8の初期モデルが下がってくるのは、今から7～8年後と見られるかと。

となると、500万円台となるのは12～13年落ちとなるかとは思います。

ただ、アウディと言えどもR8の中身はランボルギーニ・ガヤルドと思った方がいいです。整備はアウディのディーラーの中でも認定ディーラーの専用工場で専任の整備士でなければ取り扱いができません。パーツも一般のアウディ車とは比べものにならないくらいに高価です。
ちなみに、オイル交換は1年に1回の3万円、クラッチは3万キロで交換で70万円するそうです。クラッチは走り方にもよりますが2～3年で交換、もっても4年くらいで交換が必要です。

ここから逆算しますと、年収が800～1000万円は無いと中古で購入も難しいでしょうね。これでも住宅ローンや家賃が無いことが条件です。
自分で整備ができれば、この限りではありませんが…コンピューター診断にかけなければいけませんので、ディーラーを抜きには無理。むしろ、フェラーリやランボルギーニなどの方が、診断機を持っている専門工場がありますから整備費用は抑えやすいです。

R8は試乗車に乗せてもらいましたが、ドイツ車的で扱い易く道具としては快適装備も含めて秀逸で、安定して速いスーパーカー。誰にでも扱えてフェラーリやランボルギーニに匹敵する動力性能。
かかる費用はベンツSL AMGよりも高額で、ガヤルドほどは行かないちょうど真ん中くらい。ただし、クラッチやブレーキなどの大きな交換部品が出れば50～100万コースで、メンテ費用自体はガヤルドと大きな違いはなし。
交換のサイクルもスーパーカーであることは忘れてはいけません。

といったところでしょうか、購入に向けて頑張ってください。