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昔のトヨタ車はかなりカックンブレーキでした。今でも国内専売モデルでは見かけられます。これは軽い踏力でもガツガツとブレーキが効き、シロートさんが乗れば安心感が漂います。軽く踏めば効きますからね。しかし、速度域の高い外国で売るとか路面状況が悪いとかでシビアな状態で乗る場合、このカックンブレーキはスピンや横滑りを誘います。もっと言えばコントロール性が極めて悪いのです。雪道でのカックンブレーキがどれだけ運転しづらいか、想像すれば判りやすいと思います。

で、ブレイドは国内専売モデルですが、ベースとなるオーリスは海外でも売られています。ひょっとしたらこのカックンブレーキをやめて踏めば踏むほど効くブレーキな味付けをしているのかも知れません。

当然トラブルも考えられますので、一度クルマのない安全な場所でフルブレーキを掛けてみてください。これでABSが働いてガクガクとブレーキペダルに振動がやってきてなんか止まりにくい状態になれば正常です。そうではなく、やっぱり効きづらい場合はトラブルがあるか、シートポジションが悪くて筋肉が働いている割には踏力としてブレーキペダルに力が掛かっていないかのどちらかです。