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販売チャネル「ネッツ」の頭文字です。

トヨタでは販売店の性格を分けることを計画しています。同じような兄弟車の連発では、今後縮小が避けられない日本市場では競合で値引き合戦となり販売店が消耗して潰れてしまうからです。

そこで、北米の販売チャネル「トヨタ」「サイオン」「レクサス」の3チャネルにならって、日本国内でも「トヨタ」「ネッツ」「レクサス」の3チャネルの体勢にしようとしています。
ホンダと日産は、奇しくもリーマンショック前に統合を終えています。

すでにトヨタマークとレクサスマークは消費者の間にも浸透していますので、ネッツ専用車に新しいコーポレートマークを付けてトヨタ車としてではなくて「ネッツの車」として浸透させようというブランド戦略の一環です。

そこで将来的には、トヨペット店とカローラ店を廃止してトヨタへ統合する計画のようです。最近の併売が多いのは、そのための布石と見られています。

ユニクロを展開するファーストリテイリングが、他に「g.u.」や「キャンディッシュ」「セオリー」など商品や顧客層別にブランドを展開しているのと同じです。