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前回瑕疵担保責任について解答した者です
私は自動車販売整備会社で働いており、この件に関しては、関係各方面に確認しました
明らかに瑕疵担保責任に該当する事例です

中古車は瑕疵担保責任に当たらないという回答がありますが、間違いです
世間の流れは消費者保護の方向へ動いています、車を販売する業者は、専門家です（そうじゃないのも居ますが）
一方消費者というのは素人です、プロ同士の売買には瑕疵担保責任はありませんが
販売業者が一般人を相手に車を売る場合、相当慎重に事故暦の有無、メーターの巻き戻し、車の重要な部分の見極めを要求されます
これは、業としているからです、個人売買とは違うのです
一方一般消費者は、外観で見える所、装備や傷など、普通に注意していれば判る所にかんしては、後で文句を言えませんが
エンジンの中の状況などのように見えない所、隠れたる瑕疵に対しては、責任が有りません
消費者に落ち度が無いからです、エアコンが装備されていて、下見時にエアコンの利き具合を確認しなかったら、購入者の落ち度ですが、エンジンの致命的な故障は、購入者には知りようがなく、落ち度がありません
法はこのような消費者に落ち度が無い場合、それを保護するようになっています

ぜひ、前回にリンクを張ったＪＵ中販連や以下の団体へ相談して契約解除、あるいは販売店の責任においてエンジンの載せ替えを要求してください、裁判も辞さないと強く出た方がいいです、家庭裁判所の調停など費用を掛けず審議する所は有ります
提訴となれば、その会社は法律に詳しい所へ相談します、そうすると私の回答のような返事が来るはずなので、負ける裁判はせず、要望を呑むでしょう

自動車整備振興会
（社）日本中古自動車販売協会連合会
（社）日本自動車販売協会連合会
（社）自動車公正取引協議会

もう少し補足
瑕疵担保責任は無過失責任です
売主に過失が無く、自分も知らなかった＝過失が無い
それでも責任が発生します、それは業として行っているからです
業として行いそれによって利益を得る以上、仕入れ車に関し相当な注意を持って検査点検し、車の状態を調べた上、買主に正直に車の状態を開示説明する義務が有るのです
商売としてやる以上そんなに甘くは無いのです
車屋にとっては、とんでもない法律ですが、しょうがないです、保険に入るなり、リスクを販売価格に乗せるなりして自己防衛するしかありません、それが現実です