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オルタネーターのベルトが緩いから滑り気味です。
で、電気を使うとオルタネーターは発電量が増えるので重くなります。
重くなると更にベルトが滑るので、ベルト鳴きが酷くなります。

エアコンではなくてライトとワイパーでもベルト鳴きが酷くなるんじゃないですか。



この頃のミニカはベルト鳴きの欠陥が有ります。
プーリー位置が設計段階でずれてて、キチンとセンターが出ないのでベルトが摩耗し易いです。
３万ｋｍでもプーリーが錆びてるのは、ベルトが緩いまま走行して焼けたせいです。

錆をどう落としたのか書いてませんが、ＣＲＣ等を使っての『錆だけ落とした』のでは意味無いです。
プーリーその物にがヤスリ状に歪になってるので、ベルトが異常摩耗するんです。

これの対策は理想はプーリー交換ですが、クランクプーリーも交換しないとなので結構な出費になります。

そこで我々の様な電装屋は以下の方法でプーリーを再生させます

１）１００番以下の布ヤスリを１０ｃｍ位の幅に切る。
２）ベルトの内側にプーリーを擦る様に、４～６箇所布ペーパーを針金や番線を使って固定。
３）エンジン始動してアイドリングのまま数分放置（２～３分）
４）プーリー内側を確認
５）綺麗になってればベルトを新品にして作業完了


ちなみにこれは自動車公論社のアッと驚くトラブル事例集（だったかな？）に記載されてる、割とメジャーな故障ケースです。
当方でもミニカに限らず、年間十数台は持ち込まれる修理ですね。
まあ、最近のリブベルトタイプになってからは起きない症状ですけど。