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えっと…
まず、159スポーツワゴンには大きく別けて2種類があります。
「2.2 JTS Selespeed」と「3.2 JTS Q4 Q-Tronic」ですね。
2.2の場合セミオートマチックのマニュアルトランスミッションです。クラッチペダルの操作を自動的に油圧で制御する機構を備えていますので2ペダルですが、基本的なトランスミッション構造はマニュアルと同じなので、クリープ現象は存在しません。坂道でブレーキを離せば車両は下がってしまいますし、アクセルを踏んで坂道で止まっていると、半クラ状態を保持することになりクラッチが焼けてしまいます。クラッチ交換と言うリスクがあると言うことですね。
3.2はQ4が示す通り、四輪駆動となります。トランスミッションは日本製アイシンのトルクコンバータオートマチックトランスミッションです。普通のオートマです。ブレーキは純正でブレンボ製となっています。
そして、2.2には「プログレッション」と「ディスティンクティブ」の二つのグレードがあり、3.2には「ディスティンクティブ」と「セレクティブ」の二つのグレードがあります。
3.2に関してはどちらもほとんどフル装備で変わらないので、気にしなくても良いでしょう。
2.2の場合ディスティンクティブの方が上位グレードとなります。
違いはオートライト機能の有無、フロントパワーシートの有無、シート生地(ディスティンクティブはポルトローナフラウ社製レザーシート)、12Vアクセサリー電源ソケットの有無、自動防眩ルームミラーの有無、照明付バニティミラーの数(ディスティンクティブは助手席と運転席両方)、ステンレス仕上げキックプレートの有無、ボーズサウンドシステムの有無(こちらはプログレッションに装備)、クルーズコントロールの有無、レインセンサーの有無(ワイパーのオートモード)、アラーム式パーキングセンサーの数(プログレッションはリアのみでディスティンクティブはフロント及びリア)、アルミホイールの形状となります。
あくまでもカタログ上の情報であると言うことと、オプション設定等で細かな違いはあります。

購入時の注意事項として参考までに追加情報を書きます。
①バッテリー交換の有無を確認してください。純正バッテリーは基本的に3年持ちません。突然死にます。2007年式であれば、交換暦がないとまずいです。
②前後のアルファエンブレムが変色していないか確認しましょう。金色の淵部分が銀色に色あせしてることが多いです。もし変色していたら担当営業さんに文句を言いましょう。
③エアコンの冷媒の量が550ｇから460ｇ(多少数値違うかも)に変更されているか確認しましょう。初期の159は冷媒の量が多くて真夏日にエアコンが効かなくなるという症状が頻発していたため。
④エンジンオイルのオイルレベルセンサーからオイル漏れしてませんか？と確認しましょう。2.2、3.2ともに漏れることがあります。実費で直すとなると結構な費用がかかってしまいます。
⑤2.2の場合、クラッチフルードの量は適正に入っていますか？と確認してください。初期の159はクラッチフルードの量が低下して最悪の場合、走行不能になる場合があります。ちなみに、このクラッチフルードの量の点検はバッテリー関連の部品を外さないと点検できないため、見落としが良くある部位になります。
④もし試乗ができるのであれば、ハンドルに付いているパドルスイッチがちゃんと機能するか試してください。(パドルシフト装備車)よく壊れます。
⑤3.2の場合、運転席側のドア開口部にリコールステッカーが貼られているか確認しましょう。貼られていない場合、リコール作業が実践されているか確認しましょう。

すごくゴチャゴチャしてしまいましたけど、頑張ったので許してください。