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プリンタの修理屋です。

どうしようもないと考えるのが妥当でしょうね。
一瞬電源ランプが店頭するという事なので、かなりの確率でヘッド不良だろうと思います。

ヘッド洗浄の話が出ていますけど、こういう症状の場合はヘッド内部で回路がショートしてか電流が流れ、メイン基板の安全回路が働いていると思われます。
洗浄しても、ショートした部分は直らないと思います。


繰り返しやっていると、安全回路への負荷が大きくなり、最終的にはメイン基板自体が壊れて無反応になるはず。

基本的にヘッドは電源が入らないと外せません。
電源を切ったときにロックされているからです。
まれに、エラーの状態で停止すると、ロックせずに止まっていることがあり、この場合は白いリボンケーブルを引っ張ると出てきますが、それも出来ないのですよね。

そうだとすると、外装のカバーを外すしかないはず。（カバーを外しても結構苦労するかも）


そうやって、ヘッドを外して電源を入れて正常に電源が入り、「ヘッドなし」エラーを表示するようなら、ヘッド不良という事になります。
電源が入らなければ本体がアウト。

サポートが終わっていますので、メーカーも修理を受け付けないのですけど、この機種に限っては不利な条件があります。
iP4200 のプリントヘッドは、iP4200とMP500専用の部品でした。

たとえば、ひとつ前のiP4100のヘッドは、MP770と共通で、さらに前のPIXUS 860iなどと共通でした。
ひとつ後のiP4300のヘッドはMP600のほかMP800、MP830などとも共通で、本体のサポートが終了しても我々なら新品の部品を入手できました。
この機種に関しては、我々でもどうしようもないわけです。


勉強のつもりで色々と試すのも良いですけど、かなり高い確率で無駄になると思います。
素直に新しいものを買うほうが確実です。