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プリンタの修理屋です。

iP4830の後継機種がiP4930です。
細かいデザインが変わっただけで、メカ的な基本部分は変わっていません。
給紙可能枚数の指摘があるようですけど、どちらの機種もカセット：１５０枚、後トレイ：１５０枚（どちらも普通紙で）と変わりありません。
以前にもあったのですけど、価格.comのデーターが間違えていることがありました。

外装では、上の縁取りの部分のシルバーの塗装が、塗装レスになり模様に変わったこと、エンブレムが変わった程度です。

あとは、付属のCD-ROMに収録されたソフトが変わりました。
レーベル印刷でずっと使われてきた「らくちんＣＤダイレクトプリント」がなくなりました。
「ソリューションメニュー」から呼び出すのですけど、以前の「Easy-PhotoPrint」のレーベル印刷機能を使っているようです。
「らくちんＣＤダイレクトプリント」に比べると、かなり使いにくい気がしますけど、慣れでしょうね。


紙の取説が減りました。実質的に無いに等しいはず。
「PIXUS 早分かり」という全機種共通（？）の冊子が入っているだけで、あとは「電子マニュアルを使ってください」となりました。
また、外箱も微妙に小さくなりましたし、PIXUSとしては初めて、縦に梱包しています。

輸送費も抑えられるはずですし、全体的にはコストダウンを計った機種と考えて良いでしょうね。


ただ、大きな注意がひとつ。
新品では問題ないのですけど、使っていた機械を修理に出す、あるいは中古で売る場合、垂直にすると廃インクが漏れてきて破損させてしまう可能性があります。
もし、輸送中に廃インクが流れ出して周りの荷物を汚したりすると、荷主に請求が出るそうです。

これをどうするか。大きな問題になりかねないと心配しております。