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プリンタの修理屋です。

MP700 本体の処遇については、他の方が言われるとおりですが、修理の実情について少々。

現在のインクジェットプリンタは、定額修理といって、故障のないよう、交換部品の数に関係なく料金は一律になっています。
ちなみに、MP700 は9,450円でした。
これに、送料などがかかります。

正直なところ部品を２点交換すると赤字になってしまうようなシステムです。

プリンタ本体の価格も下落し、機種の整理も進みましたが、MP700 の後継機種というと、MG5430 のあたりになるでしょう。
実売価格で13,000円程度ですから、価格差は4,000円少々。
印刷できれば良いと割り切れば、MG3230 なんていう機種も選択しに入り、これだと修理代よりも安くなります。
そういうわけで、修理の件数は激減しています。

もうひとつ、家電量販店がパソコンを扱うようになったためにプリンタも扱うようになりましたけど、元々パソコンは事務器店の扱い商品でした。（ＰＣ、プリンタを家電と区分することには抵抗をかんじます）
修理などのサポートに関しては事務器店のほうが上のはずです。


ただ、そういうところに修理に出したとしても、メーカーよりも高くなることのほうが多いでしょう。
先ほども書いたとおり、メーカーは自社修理に関しては赤字覚悟でやっていますけど、それ以外の業者、販売店は、その赤字をかぶる必然性がないわけです。

したがって、メーカーに出すのが一番安いと思われます。

でも、メーカーも、非純正インクなどを使っていたりすると、修理拒否という事例もあるようです。
メーカーも部品代の赤字を見過ごせなくなってきているようです。
修理拒否や、サポート終了などで、どうしてもその機械を直したいという事になると、我々のような業者に出すしかないわけです。

ちなみに、MP700 は2010年10月末で修理サポートが終わっておりますけど、プリントヘッドは、Ａ３のiX5000 と共通ですから、入手出来ないわけではありません。
廃インク吸収体も、他機種のものを切り貼りして使うことは可能です。
メーカーでは絶対にやってくれませんけどね。

MP700は製造終了から既に5年以上が経過していますから、今回のようなトラブルが発生しても何ら不思議はありません。修理のサポートも既に打ち切られていますから、修理に出そうにも受付を拒否されます。残念でしょうがこれまでと割り切り、廃棄して買い替えを検討するしかないでしょう。

MP700 はずいぶん前にアフターサービス期間が終了しているので
部品の在庫も無く、修理不可能になっているはずです。
http://cweb.canon.jp/e-support/repair/parts-limit.html
修理を受け付けるところがあったとしても
一律料金は適用されない可能性が高くあきらめたほうが良いかも知れません。

残念ながら、PIXUS MP700は修理対応終了品ですので、修理不可能です。
買い替えるしか有りません。

どこに出しても同じ値段です。（メーカー送りになります）
多分新しいの購入したほうが良いでしょう。