277

view

プリンタの修理屋です。

これは「分からない」というのが正しい答です。

印刷する場合、紙のどのくらいの範囲に印刷するか（レーザープリンタはこれだけです）、どのくらいの画質で印刷するか、で使用するインクの量が大きく変わってきます。
その差が数倍～数十倍になりますので、具体的な印刷数は表示できないわけで、どのプリンタも基本的に一緒です。
ただ、例外があり、昇華型のプリンタはどんな画像でも一緒のコストです。
昔のワープロのインクリボンのような感じですから、印刷する部分の面積で決まってきます。

経験的には（私の場合は事務作業が多いですけど）、MX870用のインク（BCI-320系）で200～300枚程度、MX7600は使ったことがありませんが、以前に使っていたiP7500（BCI-7e系）などでは300～400ページ程度です。
ただし、どちらも黒のインクだけでの話です。

ちなみに、BCI-320系の機種で高画質モードでＡ４の写真を印刷すると２０～３０枚程度で空になる場合があります。


なお、メーカーのＨＰでは、ランニングコストが表示されていますけど、
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mx870/spec.html

その計算根拠も書いています。消耗品価格は、メーカーのネットショッピングの価格が基準です。
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/cost-speed/index.html


MX870のＬ判フチ無し印刷は、光沢ゴールドで16.2円。
用紙は1,790円／400枚ですから、約4.5円。そうすると、インク代は11.7円。
写真印刷ですから、BCI-320PGBKは使いませんから、950円×4個＝3,800円。
3,800÷11.7＝約325枚

ただし、この値は起動時のクリーニングなどのロスは含まれていません。
10～20％程度はダウンするでしょうね。