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まず、シャッター速度を上げるには、ＩＳＯ感度を４００程度まで上げてみる。ただし晴天下で露出オーバーの可能性もあるので何枚か撮影して適切な感度を選択します。

次は、「連写」モードを利用してみる。何枚も撮影したらいいのがあるかも。「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」的手法。

画像は小さくなりますので、躊躇しますが、Ｓ連写にする、Ｍ連写にする。

シーン（ＳＣＥＮＥ）のスポーツモードではシャッター速度を向上させるようにしているだけと思われます。連写は出来ないですね。

でもR10は結構シャッターを切ってくれませんか？ 焦点が合っていなくてもシャッターを押すことが出来る気がします。（少し暗くなり焦点合わせと撮影をしてくれます）まぁ、これでも動作への追従は遅くなります。

ちなみに、ズームしちゃうと当然ながら手ブレは発生します。いつものことながら、脇を締めて、カメラをがちっと固定しましょう。

徒競走の場合は向こうから走ってくるお子様を撮影することになります。つまり、焦点を合わせて、シャッターの瞬間には移動しているということです。１秒間に１０ｍ以上も走る人もいます。息子がＲ１０を持って出たので手元にないのですが、連写中に向こうから走ってくる被写体に焦点を合わせることが出来るかどうかの試験は、歩道橋の上から車を撮影してみてください。もちろんターゲットに向けてカメラを移動させて試験します。

一眼を持つ知人はマニュアルでフォーカスしないと追いつかないと言いますけど・・・・・連写しながらマニュアルフォーカス・・・・そんな芸当は出来ません(^-^;)

最後に考えられるのは、ステップズームの設定をして向かってくる相手に適切なズームを計算しておく。撮影対象区間を計画しておく。
そして、何箇所かの目的地点に走者が近づく前に走者では無く隣の物体（あるいは同じような距離にある物体、人）に半押しで焦点を合わせる。そして、待機です。走者がそこに来たらシャッターを押す（スポーツモードでOK）
次に、ステップズームで一段近くにして、また、目標地点の近くの物体に半押しで焦点を合わせて待つ。それを１０秒間に何回できるかは、腕次第。

究極的に、最大画素（３６００ｘ２７００）で撮影する、そして望遠ズームは使わないで、なるべく５０ｍｍから２８ｍｍ相当の間で撮影する。この周辺、特に２８ｍｍだと焦点が外れることは無いので、あとからPCで必要な個所を２０００ｘ１５００程度（１２００ｘ９００でもPCモニタだと大丈夫）に切り出す。スポーツシーンでOKでしょう。

もちろん、他のお子様の徒競走で何度か、訓練することもお忘れなく。いざという時に電池が無いなんてことも注意してください。