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信号の流れを考えながら接続すれば、間違えることはないですよ。端子には入力端子と出力端子があります。当然出力端子は信号を出力するための端子で、入力端子は信号を入力するための端子です。出力端子から入力端子にケーブルをつなぐことで、信号は機器間を流れていきます。テレビのHDMI端子は全て入力端子です。基本的にはテレビのHDMI端子からホームシアターに音声を流すことは出来ません。テレビの音声信号をアンプに流す為にはテレビの光デジタル出力端子からアンプの光デジタル入力端子に光ケーブルを接続するのが基本です。最近HDMI規格がver1.4になり、ARC（Audio Return Channel）という規格ができました。ARCはこれまで出力から入力へという音声信号の流れとは逆の流れ（入力端子→出力端子）を可能にしました。ARCで送れる信号は音声信号のみで、映像信号は送ることができませんので、勘違いのないようにお願いします。テレビとホームシアターそれぞれがARC対応であれば（HTX-55HDXはARC対応）、上記光ケーブルの接続が不要になります。どちらかでもARC非対応であれば、光ケーブルの接続が必要になります。テレビにHDMI端子がない場合、どういった音声出力端子があるのかをよく調べないといけません。前述した光デジタル音声出力端子があれば光ケーブルで、アナログ音声出力（赤白）端子しかない場合は赤白ケーブルで55HDXにつなげばいいです。アナログ音声出力さえない場合は、ヘッドホン端子から「ステレオミニジャック⇔赤白ピンプラグ変換ケーブル」で55HDXにつなげばテレビの音声を55HDXに送ることは出来ます。レコーダーのHDMI端子は出力端子です。HDMIケーブルをレコーダーの出力端子からホームシアタのHDMI入力端子に接続すればレコーダーの音声はホームシアターから聞くことができます。HDMIケーブルは映像信号も音声信号のケーブル1本で送信できますので、当然レコーダーの映像信号のホームシアターに流れています。ホームシアターからテレビにこの映像信号を送るために、ホームシアターのHDMI出力からテレビのHDMI入力にHDMIケーブルを接続します。前述したようにテレビ、ホームシアター双方がARC対応であれば、このHDMI接続でテレビ側の音声もホームシアターに送ることができます。テレビにHDMI端子がない場合、レコーダーの映像をホームシアター経由でテレビに送ることは出来ないので、レコーダーからテレビに直接HDMIケーブルでつなぎ、それとは別にレコーダーから光デジタルケーブルでホームシアターにつないでレコーダーの音声をホームシアターに送ります。レコーダーにHDMI音声出力の設定があれば、HDMIケーブルへの音声出力を切っておきます。レコーダーに設定がない場合は、テレビの音量を０にするかミュート（消音）にしておきます。