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はじめまして。
私はパワーアンプにアキュフェーズのＡ－30（Ａ級３０ワット）、スピーカーは同じく804ｓです。804ｓは音圧レベルが９０ｄＢと、標準的なので、アンプを選びません。

私の家は近隣の家まで距離があり、部屋が防音室なので、昼間は生より遙かに大きな音で問題なく鳴ってます。出力メーターで0ｄＢです。ボリュームの位置は時計の短針で11時です。もっと大音量にしようと思えば出来ますが、耳が痛くなるので限界です。勿論たまにストレス解消目的に音の洪水に浸るためです。こんな異常な大音量でも音は歪みません。
この時は804ｓのウーハーが目にもとまらぬ早さでもの凄い振幅で振動しています。勿論ストレスが飛んだら生音並の音量に戻します。ほんの数分ですがストレス解消にはもってこいです。
前置きが長くなりましたが、30ワットを出し切ることなく常軌を逸した音を体験しているものとして、Ａ級２０Ｗは十分な出力だと実感しています。
更にご質問者様は
＞出力メーターで－50デシベル前後です。
ということで、かなり小音量でお聞きになっているので、804ｓのウーハー構成（軽量振動板で2発）からして低音から高音までフラットに鳴ります。ただ、マイナス５０ｄＢというかなりの小音量ですので人間の耳の特性として、測定値としてはフラットでも、低音不足に感じることが予想されます。やはりラウドネススイッチは「オン」で丁度良いと思います。
先ほど私も極小音量で鳴らしてみましたところ、セッティングの注意点として、左右のスピーカーはなるべく近づけた方が良さそうです。中央にアンプやプレーヤーを置いた時に左右２０ｃｍ以上は空けないことです。離す場合は、音量を少し上げましょう。804ｓならではの音像感、音場感が体験できます。
また、Ｌ－550ＡⅡはアキュフェーズのＡ-30と違って、輪郭が滑らかな音なので、長時間聞いてても疲れません。私も仕事の関係で以前はゆったり音楽に浸っていられる時期があって、真空管のアンプを使ってました。今思うと解像度が落ちる感じでしたが、心地よかったです。色々な遍歴を経て今はＡ－３０です。Ａ級にしてはクッキリしていますので行きつけのオーディオショップでラックスマンを聴かせてもらうと心地よいです。バイオリンがキツく聴こえることがあるのでＡ－30は失敗だったかなと思う時もあります。馴染みの店員さんによると、売れ筋はＬ－590ＡⅡらしいですが、能率の悪い大型スピーカーを鳴らす人に薦めているそうです。
従って、804ｓを気持ちよく鳴らしてくれるＬ－550ＡⅡを候補に挙げているのは賢明な判断です。