>デジタル接続にするときとアナログ接続にするときのいい点と悪い点とかの特徴とかも教えてもらえますか?
デジタルメディア(例えばCD)や音声データー(例えばMP3)はそのままでは音として聞くことが出来ません。そのため、DAC(ダックと読みます。デジタルアナログコンバーターの略)という機器又はチップを使って人の耳に聞えるアナログ信号に変えます。ipodにもDACは内蔵されていていますからイヤフォン端子につなぐと音として聞けるわけです。
ところがこのDACは大きく音質に関ります。
そこで、ipodのデジタルデーターのまま取り出して外部のDACを使用すると音質が格段に良くなるという訳です。ipodの場合はデジタル信号を取り出すのに下記のような機器を使います。そしてそこからデジタル接続にてアンプとつないだり、(アンプにデジタル入力がなければいけませんが)
外部DAC⇒アンプというつなぎかたをしますONKYO ND-S10
http://kakaku.com/item/K0000270285/?lid=ksearch_kakakuitem_titleワディア170
http://kakaku.com/item/K0000169364/?lid=ksearch_kakakuitem_title>プリメインアンプとは? AVアンプとは? それによって何が変わるのでしょうか?
プリメインアンプはステレオ専用(2CHのみ)のアンプです。CDのようなステレオ専用メディア再生に使います。いわゆるピュアオーディオといわれるのはこういうステレオ専用のシステムで聞くことです。
対して、AVアンプはサラウンドシステムといわれる5.1chを代表とする映像を見ながら立体的な再生をするシステムの為のアンプです。主にDVD再生やテレビからのサラウンド放送などに使います。
AVアンプはステレオ再生ももちろん可能です。
しかし、同価格帯のプリメインアンプとAVアンプでは音質的にプリメインのほうがだいぶ良い音質です。特に10万以下のような商品では誰でもその差はわかります。
また、サラウンドシステムを組むには多数のスピーカーが必要です。当然おなじ予算で組む場合、ステレオだけで聞く場合に比べるとランクが低いスピーカーを使うため音質は更に不利になります。
こういう視点で見ると、
>マランツ 5.1ch対応 AVアンプMarantz NR1402/FB とmarantz (マランツ) プリメインアンプ PM7004-N のどっちかにしようと思います。
という比較そのものがナンセンスという事になります。つまり、サラウンド再生をメインとするのかステレオ再生メインなのかがまったく絞れていないということです。音質を気にしなければサラウンドシステムで兼用させるという考え方で良いのですが、それならば最初からAVアンプ同士の比較の方がいいでしょう。
JBLには目的に応じていくつかのシリーズがあります。それを承知の上でL880CHとされたのですか?
http://www.harman-japan.co.jp/jbl/hifi/JBLのL880CHは家庭のサラウンドに向けて開発されたシリーズです。いわゆるスタジオモニター系とは音質傾向が異なりますし、同じトールボーイでもホーンタイプをツィーターに使用しているSTUDIOシリーズとも違います。どちらが良い悪いではなく、好き嫌いの問題ですが個人的感想はL880CHはJBLらしさは一番薄いシリーズと思います。
ipodを音源とするなら、パソコンも当然お持ちですよね。パソコンからUSB端子からのデジタル接続ということも考えていいと思います。いずれにしても、ipodを主に使うということは音楽用途と思われますが、デジタル接続をすることとAV系のものではなく、ステレオ専用システムを考えられた方が同じ予算なら高音質になります。