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まず、LE4とAI４は若干の仕様上の違いはありますがほぼ同じです。AI4はYAMAHAの製品限定付属品（YAMAHA製機器との連携機能追加）LE4はYAMAHA以外のメーカーの付属品です。どちらも付属機器メーカや製品によって、VST関連の付属数（おまけ数？）は異なります。確かMIDI、オーディオ、VSTiのうちどれか（あるいは複数）の最大数に違いがあったと思います。よって、参考書はAI4用でOKです。操作はまったく同じですから。さて、ボーカルですが、AI４にはEQがありますので、これでこもりをとったり、聞きやすく帯域を持ち上げたりできます。ざっくりいいますと、80Hz以下をばっさりカットすると息のノイズ、機械の振動音が軽減されます。800Hz～3Khz前後をブーストするとボーカルの音像が明るくなります。5Khz～10Khz前後をカットするとサシスセソ等耳障りな子音を抑えることができます。（弊害あり）14Khz前後をブースとすると音抜けが良くなります。男性なら150Hz～400Hz、女性なら250Hz～600Hz前後を持ち上げるとハリがでます。また、影響のない範囲で低音、高音をカットすると他の楽器と干渉する周波数が減るのでアンサンブルとの分離が良くなります。あとは、コンプで均して、軽くコーラスで厚みを出し、リバーブでアンサンブルと馴染ませる。私は、エフェクトよりかEQで調整することが多いです。ボーカルトラックだけで聞くと何だか変な調整音なのに、アンサンブルと合わせると良い感じになることも多いです。私見ですが参考までに。