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こういう言い方しては何ですが、『ICR-PS401RMのような、実売1万円しないような「会議室録音用」レコーダに、そんな多くを求められても・・・』と思いますけどねぇ。PCMだの何ビットだの・・・という数値が、どれだけ以前のMDと同じか近くても、それらの数値は本来の音質とは全く無関係ということです。そもそも、絶対的な音質には何の関係もないパラメータですし。また、会議室録音用レコーダは、音声の明瞭度を優先した音質なので、明瞭度を司る帯域は持ち上げ気味、いわゆる「テープ起こし」には邪魔になる低域はがっつりカットする方向性の音質になるため、シャーシャーノイズは耳に付きやすいです。PCM-M10だったら、質問者の満足がいくかどうかは別としても、録音品質としては段違いですよ。要するにICR-PS401RMが「会議室レベル録音用」の「それも安物」なのが原因なので。ただ、録り比べて好きな方を・・・ということにはなりますが、ECM717程度のマイクなら、PCM-M10の内蔵マイクの方が遙かに音が良いと思いますけど。ちなみに、ECM717はプラグインパワーなので、ファンタム電源がどうしたこうしたは、まるで関係ないです。ECM717側に不具合が無い限り、電圧変動等による影響はまず考えられません。