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システム向きのHDDというのは回転数が高く、転送速度が速いHDDのことです。OSやソフトを入れるので転送速度が速いとレスポンスが良くなります。具体的には回転数が７２００rpmで500GB（500GBワンプラッター）のHDDなどがあります。システム用なので500GBもあれば十分です。さらに容量の少ないHDDもありますが、プラッタ容量が小さくなるので速度面で不利ですし、1GBの単価も高くなります。最近は、HDDよりも速いSSDがありますので、システム用にはSSD、データ用にはHDDという使い分けをする方もいます。

データ用HDDというのは、容量が大きいHDDのことです。3TBのHDDは出たばかりで割高ですので、2TBのHDDが向いています（1GB単価も最も安いです）。データー用のHDDはシステム用と比べてそこまで転送速度を要求されないので、7200回転のものがある一方で、5400回転を採用し、低発熱、低消費電力、低騒音のものが売れています。プラッタ容量も600GBを超えるものがあります。データ用としては1GB単価の最も安い2TBがおすすめです。

WESTERN DIGITAL WD10EALSは500GBプラッタ2枚構成で、回転数も7200なのでシステムにも使えますし、容量が1TBあるのでデータ倉庫としても使えなくはないと思います。1TBでなくても良いということでしたら500GBワンプラッターのHDDをシステム用に買っておいてあとから2TBのデータ用HDDを買い足すという方法もあります。またSSDを買われるようでしたら、今は2TBをシステム兼データ用として買っておき、いずれSSDをシステム用に買い足すという方法もあります。

安くてシステム向きで500GB～1TBで壊れにくいのHDDとのことですが、どのメーカーも壊れるときは壊れますし、当たり外れもありますので一概には言えないようです（大手のseagateは2009年頭に問題を起こしてそれ以来人気が低迷しているようですが。。）。バックアップソフトとの併用が望ましいと思います。ただ、保証期間についてはHGSTのOSO2600がリテールパッケージとうこともあり3年保証が必ずつきますので、壊れたときにも安心かと思います。500GBワンプラッター品です。