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・ISO100～200

・f8-13程度
通常の撮影のように被写界深度を決めるのではなく、明るさをコントロールする目的で数値を変えます。絞りを開ける程、明るく写るので白飛びしやすくもなり、同じ時間シャッタを開いているのなら絞る程に暗くなります。
単発ごとに撮影するのならf8やそれ以下でも撮れると思いますが、複数を１ショットで収める時には絞り込む必要が出てくるでしょう。

・シャッタスピードは任意
撮り方次第ですので、１つの花火の打ち上がりから開花までで３～４秒でも良いですし、３つ４つの花火が開いては消え…とする間を１つに撮って10秒というのでも良いでしょう。

・レンズ焦点距離が50mmですと、小さい花火でさえも打ち上げ位置から相当離れないと地上からの全てを収めるのが不可能ですから、EF-S18-55あたりを手配するのが他のあらゆる設定や場所取りよりも重要になるかと思います。中古店に在庫があれば4,000円程度から買えますから、探してみて下さい。

撮り始めと撮り終えは撮影者の判断次第なのでなんとも言えませんが、打ちあがったのが見えた瞬間に開き、燃え尽きるよりもほんの気持ち程度早めに閉じるというのが目安としてはオーソドクスかと思います。
複数を同時に収めるのであれば、最初と最後だけ、このタイミングを基本にしてみて下さい。

初めて撮られるのなら、イメージと遠くない写真が撮れるようになるまでにも10～20カットは空振りするでしょうから、撮影後の画像確認を注意深く観察して、暗いならISOを上げるor絞りを開く、白飛びするようならISOを下げ絞りを更に絞り込むなど、現地対応で試してみて下さい。

どの花火がどのくらいの明るさで開くのかは、実際に開いてみないと分かりません。なので事前に「この設定なら大丈夫」というのはなく、プロでもアマでも運任せな側面が消えないのが花火写真だと思います。