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厳密に比較すれば、画質が良くなる・もしくは同等である理由はどこにもありませんので、当然悪くはなります。

ただあくまでイメージとしてですが、今のレンズの画質が”100”、ケータイカメラの画質が”1”だったとして、それを18-200mmにしたから”50”に落ちる、なんてことは有り得ないです。選ぶレンズにもよりますが、最大に落ちてもせいぜい”95”程度だと思います。
少なくともEOS Kissシリーズの一般ユーザーが気にするレベルの問題ではありません。それに、そこまで厳密な画質を求めるより大事な物はいくらでもあると思いますので。


今出ているレンズは
・シグマ18-200mm DC
・シグマ18-200mm DC OS HSM
・シグマ18-250mm DC OS HSM
・タムロン18-200mm
・タムロン18-270mm VC PZD
・キヤノンEF-S18-200mm
キヤノン用ですと以上6本から選択することになります。

トータル性能で言えば、タムロン18-270mm F/3.5-6.3 DiII VC PZDが一番良いです。
AFに静かで速い超音波モーター搭載、手ブレ防止機構付、270mmまで望遠可能、比較的小型軽量と文句なしです。ただしズームリングの回転方向が純正とは逆回しなのと、望遠側でF6.3まで暗くなってしまうこと、価格は6万円台と若干高価ではあります。
シグマ18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMも良くできたレンズです。こちらも超音波モーター搭載、手ブレ防止機構付、250mmまで望遠可能です。ズームリング回転方向は純正と同じ、望遠側でF6.3になることと価格帯はタムロン同様です。

信頼性で言えば、純正EF-S18-200mmがいいでしょう。最大限まで望遠にしてもF5.6までで抑えてあります。ただし望遠が200mmまでなのと、超音波モーター非搭載であり、レンズの作りとしては廉価版シリーズなのが残念といえば残念です。


単焦点レンズはもちろん画質は良いです。色にじみや歪みも非常に少ないですし、何より明るいです。ただしその分機動性に欠けます。
レンズの性能でA4サイズ程度のプリントで画質が粗い、なんてことは有り得ないです。撮り方やカメラの設定に問題があります。また家庭でプリントしている場合はプリンタの性能にも大きく左右されます。
少なくともお持ちのカメラとレンズでしたら、ポスターサイズ程度まではきれいに印刷可能です。（もっと画質面で不利なカメラ（オリンパスE-P1）で試しましたが何の問題もないです）