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まず、シャッタースピードの調整についてですが、シャッタースピードは、その数値が高いほど動きを止めて撮ることができます。つまり、スポーツなど常に動きがある被写体を撮影する場合、一定以上のシャッタースピードが必要になるわけです。次にＩＳＯ感度ですが、写真は、一定量以上の光量が必要です。ＩＳＯ感度を上げると、より速く必要な光量を集めることができます。ですから、速い動きを撮影する際や暗い場所など光量の少ない場所での撮影では、ＩＳＯ感度を上げる必要があるわけです。ただ、ＩＳＯ感度を上げ過ぎると粒子の粗い写真になりますので、注意が必要です。最後に絞りですが、これは、Ｆ値で示されます。このＦ値が少ないほど明るい写真になります。しかし、Ｆ値が低くなるほどピントの合う範囲が限定されますので、こちらも注意が必要です。この3つの条件を整えて撮影ができるのです。
質問者様が仰られている通り、そのカメラには、スポーツモードが搭載されていますので、条件に適した（・・・と思われる）写真が撮れるようになっています。しかし、それでは納得いかない場合も少なくありません。そんな時にＴｖモード（シャッタースピード優先）やＡｖモード（絞り優先）を使用します。Ｔｖモードは、好みのシャッタースピードを選択することで、それに必要なＦ値をカメラが設定してくれますし、Ａｖモードでは、逆に好みのＦ値を選択することで必要なシャッタースピードをカメラが設定してくれるようになっています。
さて、バスケットなど室内競技の撮影ですが、質問者様がどのような写真をイメージされているかによりますが、正直に申し上げて非常に難しいと思われます。なぜなら、先にも申し上げたように室内は想像以上に光量が少ないためです。その上、動きのある被写体を撮影するわけですから尚更です。また、ご使用のレンズも決して一般で言われる明るいレンズ（Ｆ値の低いレンズ）ではありません。しかし、不可能ではありません。露出を上げる操作（操作方法は、取説をご覧ください。）を行い、ＩＳＯ感度を上げ、ＡｖモードでなるべくＦ値を低くし、尚且つなるべくズームを使用しないで撮影してみてください。設定上は、この辺りが限界でしょう。後は、撮影する技術になります。まずは、失敗を恐れず撮影してはいかがでしょうか。自宅でも練習はできます。いろいろ試しながら撮影を楽しまれてください。
かなりの長文で自分でもうんざりしていますが、ここまで読んでいただけたのであれば幸いです。ご健闘を祈ります。