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プリンタの修理屋です。

このあたりの部品の設定はメーカー、機種によって異なります。
専門外のメーカーですけど、このメーカーなら定着ユニットしかないことも充分に考えられます。

定着器というのはトナーが定着した紙を加熱・プレスします。
キズが入ったといわれているローラーは「定着ローラー」と言って、アルミのパイプの表面に特殊なシリコン加工をしてとけたトナーが付着しないようにしています。内側に（普通は）ハロゲンヒーターなどが仕込まれています。
定着ローラーは左右のフレーム部分で支えられていますが、そこの部分の受けが磨耗していることが多いです。
ある程度はバネで押し付けているのですけど、磨耗が大きくなると押し付ける力が弱くなってしまいます。

その状態で、定着ローラーだけを交換すると画質不良につながることが考えられますので、定着ユニットを交換するように設定しているメーカーもあります。

キヤノンでは聞いたことがないのですけど、エプソンなどではモノクロレーザーでも定着器は定期交換ユニットとして設定されています。（この機種に関しては判りません）

もうひとつ、致命的な問題があります。
XL-5400 の修理サポートはすでに終了しているようです。
http://www.fmworld.net/biz/fmv/support/guarantee/repair/201106/peri-printer.pdf

リーマンショック以降、メーカーは部品在庫を減らすのに必死で、サポートが終了すると翌日から部品が出なくなるのが普通です。


まあ、こんな話をする以前に、このクラスのモノクロレーザーなら買い替えたほうが安くなると思います。
たしかに、この機種は２段カセットがついていて使い勝手は悪くなさそうですけど、言ってしまえばそれまでのこと。

現在はデフレのせいか、実売価格が異常に安くなっています。
ない部品を探す苦労を考えれば、更新を考えたほうが良いと思います。
http://kakaku.com/pc/printer/ma_0/p1001/s1=8/s2=7/