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はじめまして♪

壊れている可能性は否定出来ませんが、、、
ソレ以外であれば、ECM-PCV80Uの説明書に従って、正しく使っているかぎり、正常な動作が出来るはずです。

一つだけ、生音はプロが仕上げた圧縮加工済みの音源に比べれば、平均音量は非常に小さく成る、という現実だけはご理解ください。

現実の音は、大小変化が大きく、入れられる最大を越さないように平均音量はあまり高く出来ません。
しかし、大衆向けのテレビやラジオに向けた、音量の大小を圧縮し、全体の音量を高く感じさせた音源は、瞬間的に大きな部分を押さえ込んで、入れ物サイズまで余裕度を造り、余裕度分を音量アップさせます、さらに小さい音を大きめにする、という加工も行なう場合が有ります。
このような、全体の音量差が少なく成るように圧縮された音源と比較した場合、未加工の素材音は平均音量はかなり小さめに感じられるのです。

実際に、CDが登場して間もない頃の、アナログレコードが主体だった時代の音源は、無理な圧縮をせずに平均音量が現在のPOPS系CDに比べると、かなり小さな音量に感じられます。

あとは、音が歪んで（汚れて）も、レベルアップしたいなら、そういう方法で良いでしょう。
音の「質」を優先するか、「量」を優先するかです。
（音楽用途では、基本的に質を、通信分野では量を優先、という感覚でもあります。）

この他に、マイクの使い方テクニックとして、口元とマイク距離が近過ぎて、「息」による振動板の過大振動という場合が有ります。
多くのダイナミック型マイクでは極低域の、息などによる振動は音声信号に鳴り切らず、殆ど無害という事が有るのですが、コンデンサータイプ（今回のマイクはエレクトレットコンデンサータイプ）の場合は、広帯域の特性があるため、息などの風圧による影響が出てしまっている可能性が有ります。
実際には聞こえないのですが、極低域でも音声信号として変換されてしまえば、それが大きい事に依って音量上限が制約されかねません。
基本的には握りこぶし、２つから１つ分は、口元とマイクとの距離を保つようにするのが理想と言われます。
（ダイナミックタイプよりも高感度というのも、コンデンサー方式全般の特徴でもあります。）

利用者本人は気にならなくとも、じつは周囲の環境雑音などが多き場合にも、それが影響する、というケースもあり得るでしょう。

室内に居る人間には気にならない、聞こえないと思われる音が、マイクを通すと明らかに成る、暗騒音とも呼ばれるのですが、これはその場でマイクを通さずに聴いている人間が、無用な音として意識せずに脳内処理をしているからなのです。残響が多かったり少なかったり、他からの騒音が有ったりした場合でも目的の音を認識するという、人間の脳処理能力は、まだまだ科学ですべてを解明出来ないそうですよ。