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動く被写体に、単焦点の難しさは、35mmF2でお解りだと思います。

単焦点レンズは、画角が決まっていて、その画角で撮すために撮影者が動かなければいけません。
対してズームレンズは、動く被写体に対して、動けない撮影者が画角を変えながら、撮影することが出来ます。

そういったことから、運動会等
・被写体が激しく動く
・撮影者が特定の場所から撮影しないといけない
といった撮影状況では、ズームレンズ方が使い勝手が良いと思います。

また、背景ボケに関して、
・明るいレンズだけがぼかすことに向いている
と勘違いをされているようです。
ボケは
・レンズが明るいこと
・望遠の方が表現しやすい
ので、本来なら
・70-200mmF2.8
等の大口径望遠ズームレンズの方がよりボケを表現しやすくなります。
純正のEF70-200mm F2.8L USMだと定価で20万円になりますので、難しいかもしれませんが、
タムロンやSIGMAと言ったレンズメーカー製のモノでも悪くないのではないかと思いますよ。

私自身、Canonではないですが、タムロンの70-300mmF4-5.6を持っていますが、明るい屋外なら問題ないですけど、お遊戯会などの屋内で使うには、暗いレンズであるため、難しい撮影になると思っています。
それだったら、レンズが明るい70-200mmF2.8の方が余程使い勝手は良いと思います。

添付の写真は、70-210mmF3.5-4.5で焦点距離210mm、絞り優先F4.5での撮影ですが、蓮の後のアジサイがうるさくない程度にぼけているのがお解り頂けると思います。
これが、70-200mmF2.8で絞り開放のF2.8であれば、もう少しボケていると思います。
よって、私が
・子供の運動会等のイベントを撮影する
・ボケを活かした写真を写したい
ということであれば、メーカーを問わずに
・70-200mmF2.8
を買うかなぁと思います。

【補足】
70-300mmF4-5.6では、屋内で動く被写体は、とても難しいでしょうねぇ。
そうすると、焦点距離は100mm短くなりますが、
・70-200mmF2.8
が候補に挙がってくると思います。
Canon純正だと定価が20万円クラスになりますが、レンズメーカー製のモノであれば、10万円前後からありますので、こちらの方が予算的にはよろしいかと思います。
ただ、私自身、Canonユーザーでもないですし、70-200mmF2.8というレンズを持っていないので、どのメーカーの物がよいのかは分かりかねます。
価格コムなどのレビューを参考にして、どれが良いのかを決めて下さい。