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現在D６０を使用しており、D３０００を使用したこともあります。
ただ撮るだけならば、D６０で十分だと思います。
しかし、D60のスペックは、少しカメラに詳しくなり何度も撮影すると、すぐにそのカメラの限界を感じます。

フォーカスポイントが横３点しかなく、また、そのフォーカスポイントも中央１点以外は正直信用できません。
また秒間コマ数も３と、スポーツ写真を撮ろうとしても、大事なシーンを撮り逃してしまいます。
高感度の耐性も良いとは言えません。人物撮影での上限ISOはせいぜい２００、風景でも８００が限度だと思っています。１６００や３２００は、それこそ緊急用。よっぽどのことが無いかぎり使用しません。
バッファも多いとは思えません。クラス６や４のSDカードで、jpegのLで撮影していると、少し連写するとバッファいっぱいなんてこともあります。
また、自分はあまり気にしたことはありませんが、ファインダーの調節が６段階のみ、その調節もしづらいです。

また、ニコンのエントリー機に共通して言えますが、WBをケルビンで指定するのがボディー内で、できないのは正直つらいです。その日のうちにjpegで写真の提出が求められる場合もあり、RAW現像する時間がないと、すべて太陽光のプリセットWBに合わせたままの撮影になります。

しかし、冒頭にも述べたように、写真を撮るだけならば十分な性能です。約１０００万画素はA３プリントにも十分、アクティブDライティング、センサークリーニング有と、撮影のみならば現行機と大差ないようにも思います。

D３０００はフォーカスポイントも増え、ガイドモードも実装されましたが、実際の撮影にはどちらも使いませんでした。

D60やD3000は、ある意味、教習機のように思います。少ない機能は、むしろ自分に必要な機能が何なのかをわからせてくれます。


補足
現在、ああえてCCD機を選ぶのは、写真の写りの好みだけだと思います。
昔は、CMOSは性能が良くなかったそうですが、現在では改善されています。
また、私自身、CCDとCMOSの写真の区別はつきません。
後は、スミアの発生を逆に利用するぐらいでしょうか。