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有償修理になります。質問主さんの責任で修理すべきことです。

逆に聞きたいのですが、今回のような自然故障（取扱説明書・本体貼付ラベル等の注意書きに従った正常な使用状態で生じた不具合）に対してメーカーは何年間保証責任を負うべきだとお考えですか？3年ですか？5年ですか？10年ですか？それ以上ですか？はっきり言ってキリがありませんよね・・・。

メーカー保証は無期限で付けられるものではないということは質問主さんにも理解できることだと思います。そんなことをすれば莫大な費用がかかり、それは製品価格に転嫁されます。これは消費者にとっても決して好ましいことではありません。
また、自然故障に対してメーカーが責任を負うべき期間を何年間と考えるかも人によってかなりの差が出てくるものでしょう。

ですからメーカーは保証期間を設けて保証期間内の自然故障であれば無償修理します、保証期間を過ぎれば自然故障であっても物損等の故障であっても関係なく有償修理になりますということを予め正式に取り決めています。質問主さんがそのテレビを購入したということはそのことに同意したことになります。

ですから、3年で故障してしまうと腹が立つ気持ちはたしかに理解できますが、メーカー保証期間を過ぎている以上は有償修理になってしまうことは仕方のないことなのです。これは工業製品共通のことです。
また、メーカー保証期間では短すぎると考えるのであれば販売店等の延長保証に加入するという方法がありました。それに加入しなかったのは質問主さんの自己責任に他なりません。
今回の件でわかられたと思いますが、パネルの交換を伴う修理ともなると修理費用はかなり高額なものになってしまいます。また、ブラウン管テレビと比べると最近の薄型テレビは故障発生率がかなり高いことは間違いないようです。ですから延長保証には加入しておいた方がよいと思いますよ。

さて、国内大手液晶テレビメーカーで液晶パネルを2年保証しているのはソニーだけです。他はどこも1年です。
また、保証期間を1日でも過ぎれば既定の修理費用がかかるのが普通です。保証期間終了後数カ月程度の自然故障であれば幾らか修理費用が減額されることも少なくはないのですが、今回のように他メーカーよりもパネル保証が1年も長いのに、さらにそれを1年も過ぎているのに修理費用を3分の1にまで減額するという対応はなかなか聞かないくらい手厚い条件であることは間違いないです。

それでも高い…！と考えられるかもしれませんが…、ソニーも相当に頑張った条件を提示していることは理解してあげるべきだと思います。もちろんさらなる減額を要求することは質問主さんの自由ですけどね、個人的なことを言えば質問主さんの自己責任についても省みる必要があると思いますし、値切りもその辺にしておいてあげたらと思います。