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まず、ルータ内蔵ADSLモデムがある状態で、無線ルータ2つを動かしているとの事ですがDHCPサーバがどこで動いているかが気になります。

私がこのネットワークを繋ぐならば、ルータ内蔵ADSLモデム自身にDHCPサーバとして喋らせておき、2台の無線ルータのルータ機能・DHCPサーバ機能を止めて無線アクセスポイント扱いにしてしまいますね。こうすると、DHCPサーバが一台になる為、どちらのアクセスポイントから繋いだマシンも同一LAN上に配置されるのでファイル共有等も簡単に行えると考えます。
まぁ、この場合はADSLモデムのLANに関する設定でDHCPで配るIPアドレスの範囲を事前に確認し、少ないようであれば広げるなどの措置が必要ですけど。

ファイルの交換等を行わないのであれば、DHCPサーバが複数でも、無線接続時のWEPキー等でクライアントを振り分ければ、後はDHCPでIPを自動的に解決するので、ルータが多段になっていてもRIPでルーティング情報の交換も出来ているでしょうから通信には問題ないでしょう。

個人的にはあまりスマートとは思えないですけどね。トラブルの特定も面倒ですし、狭いネットワーク内で不必要なルーティングを行わなくても良いと思いますし、ネットワークゲームをやるならば尚の事ルータを多段にするメリットが無いですしね。

大抵のDHCPサーバはスコープ範囲を設定してあるので、192.168.11.2～192.168.11.65位まで何も気にせず割り振ると思いますよ。DHCPのスコープ範囲も無線ルータのLAN設定（LANポートかも）等で変更が可能な筈ですので台数が気になるようであればバッファローの詳細設定画面で確認されると良いかも。

ああ、忘れていました。重複するIPでもルーティングが異なればコンフリクトしません。
Aという無線ルータから発行された192.168.11.2と、Bという無線ルータから発行された192.168.11.2は、それぞれが繋ぎに行っている無線ルータのネットワーク内だけでしか通用しません。無線ルータのWAN側IPはADSLモデムが発行した別のDHCPをそれぞれ受け取っていますので、これも重複しませんし。

ただ、この辺りがややこしいならば、無線ルータ2つともルータ・DHCPサーバ機能は止めて、ルータ内蔵ADSLモデム一本に纏める方が管理が楽という意味が分かって頂けるかと思います。