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三菱自動車は割と堅牢で真面目なクルマ作りをします。

評判が良くないのは、クルマの中身を知らない人が、値段だけに釣られて買うから評価が低いのです。

ekワゴンは確かに人気がないのですが、この人気の無さでクルマ音痴が買い求めてそれ故の文句が結構見かけます。ekの下位グレードだと3速ATです。今じゃ少数派の低性能なATなのですが、これにすることによって車体価格をグンと抑えています。今のトレンドはCVTか4速ATなので、それを知ってるオーナーが安易に乗り換えるとエンジンがやかましいとか、高速道路で助手席の人と会話が出来ないとか色々叩かれます。まるでオープンカーを買ってから「雨降ったら乗れないじゃないか！」って怒ってるような人が沢山います。

一方でダイハツやスズキの人気車は相場は高額ですし、評価が高いです。これはekみたいに消去法で買った人たちではなく、オウンチョイスで買ったからです。オウンチョイスでオウンリスクですから、どうしても評価が高くなります。

・・・とはいえ、三菱はちょっと軽の技術力としては遅れてきてます。ダイハツとスズキは、ツインカムエンジンに可変バルブタイミング、アイドルストップにCVTと色々なテクノロジーを投入しているけど、三菱の3G83エンジンは未だにシングルカムで可変バルブタイミングも無しCVTもナッシングと見劣りさは満開です。扱いやすいエンジンなのですけど、もう20年使ってる古参のエンジンです。