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質問の意味が二通り考えられます。

一つは可変バルブの機構のみを取り付ける。
一つはVTECエンジンを搭載する。

前者の場合はエンジンその物を開発することになるでしょうね。
一応、トヨタにはVVTという可変カムの技術があるので全く不可能なことではないと思います。
あなたがトヨタとスバルの社長に
『BRZ/８６の可変カムエンジンの開発をしてくれ。開発費がいくらかかっても構わない、全部出してやる。１００億くらいあったら足りるか？』
と言えばいいことです。
また、可変カムによってバルブタイミングを制御する電装系の開発も必要になりますね。
最近のクルマはCAN通信で総合的に制御しているので昔のクルマのようにエンジンを他車種と簡単にスワップ可能な制御では無くなっています。

後者の場合は本来横置きのエンジンを縦置きにマウントします。
動力伝達系をワンオフ製作してBRZのミッションのベルハウジングと接続してやらなくてはなりません。
ただ、そのようなことをした場合、エンジンの全高が上がりBRZ/86の持つ低重心というカラーとそこからくる走行フィールが大きく損なわれることになるでしょう。
もちろん、前述したと同様に可変カムの制御部分の新造とCANへの割り込みが必要になるでしょう。


実例として初期の４B11搭載モデルのギャランフォルティスへのボルトオンターボ化もCAN通信が邪魔をして製作が難航したような記事を雑誌で読んだことがあります。ランエボⅩと同じベースエンジンでありながら過給器一つ付けるのにもショップワンオフでは何ヶ月もかかる大仕事です。
それ以上の大仕事になるであろうことは誰の目にもあきらかですね。