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サスペンション取り付け、ステアリングラック取り付け、その他もろもろの構造的な要素がありますので相当に手をいれないと同じようにはなりません。プジョー車は106だけ例外なんですが強靭なサスペンションメンバーを前後とももっており、ボディ剛性が程ほどでもサスペンションメンバー内ですべての力を受けとめるのでクイックなハンドリングと安定性、乗り心地を確保しているんです。特にリアサスペンションはアームの支持がローラーベアリング支持、さらにスタビラーザーもブッシュを介さずにダイレクトに作動するのでほんの少しのアームの動きにも反応します。マルチリンクよりコストが掛かってるんですよ。フロントサスもスタビをブッシュを介さずにピロボールで繋いでます。スペックだけみればフロントストラット、リアトレーリングアームですが普通の物とは全く違います。ステアリングラックもブッシュを介さずにダイレクト固定です。106はフロントサスペンションメンバーを持たないのでステアリングに対する応答性では不利な作りですが、ステアリングラックを高い位置に取り付けすることによってサスペンションストーローク時のトー変化を抑えてます。それによって旋回性がすぐれているんです。
セラの足回りに手をいれても絶対かないません。もしやるとすればフロントサス取り付け部に強靭なフレームを入れ、ステアリングラック取り付け部ともフレームで繋げて、さらにロアアームなんかも強化する必要があります。ビルシュタインダンパー等をいれても全くだめです。構造が違います。