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黒い犬は光を吸収してしまうのでカメラ泣かせですね。連写してもピントが合ってなければピンボケ写真しか撮れませんから。そういう被写体に有効なのは明るいレンズを付けたカメラなんでEX-FC100だとちょっと不安です。このカメラレンズの性能が37mm～185mm、F3.6～F4.5なのでこのクラスとしては暗いレンズです。選ぶならF値が2.8より小さな数字の方がピント合わせには有利です。明るさで選ぶなら一番はLUMIX DMC-LX3（4万前後）、高級コンパクトタイプなのでお値段は張りますが性能は良いです。レンズの明るさもF2なのでその辺の一眼レフのキットレンズよりかなり明るいです。ただ、焦点距離が24mm～60mmなので割り切った使い方が必要ですが・・・EX-FC100と同じ価格帯だとLUMIX DMC-FX550（2万後半）が有ります。こちらは25mm～125mm、F2.8～F5.9なので広角側ならそこそこ明るいです。連写機能も有りますし機能的にはEX-FC100と同等以上だと思います。ほとんど似た性能のLUMIX DMC-FX40（2万前半）も良いですよ。DMC-FX550との差はタッチパネル操作の有り無しと露出優先やシャッター優先、マニュアルモードの有り無しの違いだけです。他の機種はF値が3以上のものばかりですね。黒い犬や猫の場合、ピントを合わせる時に目や鼻を目標にすると少しは合いやすくなります。毛で合わせるのはマニュアルフォーカスでないと難しいです。動いてるとほとんどオートフォーカスでは無理だと思います。マニュアルモードの有るカメラならF値を少し大きくして（5.6以上）ISO値を高め（800ほど）にすればピントが合う範囲が広くなるで見られる写真が撮れる確率が高くなります。そういう意味でもDMC-FX550やDMC-LX3はマニュアルモードが有るのでお勧めですよ。これ以上を求めるなら一眼機で明るいレンズを付けて撮るのが良いですね。単焦点レンズならF2より明るいものが色々有ります。