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まず、SONYのNEXシリーズのWズームキットは存在しません。
秋までは16mm単焦点＋18-55mmです。
しかも、秋に発売されるレンズは18-200ですから・・・

サッカーを撮られるなら、望遠が55ミリまでしか無いSONYのNEXシリーズは使い物になりません。
α（Aマウント）シリーズのレンズを取り付けて、望遠撮影が出来そうなものですが、AFも手振れ補正も利きません。
まるで、20年前のレンズを使わせられるような使いにくさだと思います。

スタンドからですと、Kiss X3のキットレンズ（最大250mm）でも不足するかもしれません。
その点はご承知下さい。


それはさておき、私の感じた事をそのまま書きます、かなり辛口です。

【外観】
SONYのミラーレスは、『世界最小』というためにかなり無理をした感があります。
ホールディングの悪いボディと、ストロボの外付け、カメラからはみ出すレンズマウントなどは不安です。

【操作性】
コントロールホィールというマルチダイヤルを使用して設定が出来ます。
デジタル一眼レフと云うより、コンパクトデジカメのイメージです。（それ自体は悪くありませんが）
ボケ味コントロールなど、今まで素人にはわかりにくかった絞りの設定が、直感的にできるのは面白いです。
撮影アドバイスなど、親切機能も満載ですし、高精細液晶画面を活かしきった感があります。

【撮影】
速度優先連続撮影モードでは秒７コマの高速ですが、ピント、露出が固定されますので実用性に欠けます。
また、普通の連写モードでも画面が消失し、『何を撮っているのか分らない』状態です。
連続高速撮影能力を活かし、パノラマ合成やオートHDR、高速合成ブレ軽減など目新しい機能も満載です。
ただ、それに反して、カメラの内部処理が、追い付かないことやバッファの小ささが災いしたのか、連続で撮影できる枚数が今のカメラでは有り得ないほど少ないのです。
しばらく連写すると、しばらく写せない空白の時間が生じやすいように思われます。

【総合評価】
私的には、次の改良モデル待ちです。
いくらSONYファンの私でも、αの系統を期待したのですが、まるっきりサイバーショットです。