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換装可能か否かを無視して、CoreDuo→PentiumMは性能がガタ落ちします。わざと遅くしようと考えているのですか？まず、ソケットの話から。PentiumMやCeleronM300番台は”Socket479”と呼ばれるソケットが採用されております。Satellite J60は”SocketM(Socket479M)”と呼ばれる似て非なるタイプで、SocketMとSocket479は互換性がありません。SocketMに対応したCPUはCoreSolo、CoreDuo、CeleronM400番台/500番台、Core2Duo（一部）です。その後更に新しい”SocketP(Socket479P)”が採用されましたが、此方も従来のSocket479やSocketMとは互換性が無く、対応するCPUはCore2Duo（一部）、Celeron500番台(CeleronM500番台とは異なる)等となっております。※当然ながら、廉価版チップセット、BIOSの制限によっては上位CPUを認識しない場合が御座います。一部ノート、低電圧CPU採用機においてはCPUが半田付けされて脱着不能になっている場合も御座います。それぞれピン配列が微妙に異なっている為、別のソケットという扱いになります。さて、搭載可能か否かですが、東芝は他メーカーと比較してBIOSの制限が非常に厳しく、ほぼ全バラシにしなければCPUに到達しない場合が御座います。レベルとしては最高難易度のメーカーでしょう。チップセットとしてはCore2Duoも対応しておりますが、換装例は今の処見つかりませんし、過去の他機種の例から見ても動作しない可能性が高いのでは無いでしょうか。では、CoreDuoに関してはT2500は上位機種で採用されている点を見ても希望が持てるでしょうが、入手がやや難しく、それ程大きな処理能力向上は見込めません。T2600やT2700はギャンブル性が高く入手が難しく高価、発熱が大きいという点を考慮しても現実味が余り無いでしょう。どうしても換装したいのであればT2500やT2700を探し出しましょう。良い経験になる筈です。わざと遅くするのであればCeleronM410をどうぞ。http://review.kakaku.com/review/00200715646/ReviewCD=281536/作業自体は”東芝製としては”容易、”全体的には”中の上といった処でしょう。裏蓋を開けてものの数分で作業出来るノートもあれば完全にバラバラにしなければならない複雑怪奇なノートも存在します。最後に、メーカー製PCの改造は保証対象外、メーカー修理は受け付けられません。動作保証もされておりませんので当然動作するかはやって見なければ判りませんよ。動作する筈のCPUが動作しない事もあり、逆に仕様上動作しない筈のCPUが動作する事もある。それが難しい点であり面白い点でもあるのではないでしょうか。