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夜景や花火の撮影時には必ず三脚に固定し、別売りのリモートケーブルでシャッターを切れば写ります。夜景を撮る場合はあまりISO感度を上げずにスローシャッターで、花火も感度を上げすぎると中央付近が真っ白に飛んでしまうので絞りをF8程度にして4～8秒くらい適宜に露出します。手ぶれ補正はカメラに内蔵されているタイプですが、過信は禁物でせいぜい標準レンズで1/15秒くらい、望遠では1/60秒くらいまでを目安にしましょう。それ以上長い露出では可能な限り三脚を使います。鉄道からの風景くらいではぶれることはありませんが、厚い雲の日や朝夕の薄暗い時は気をつけましょう。シャッター速度が遅くなりそうなら感度を上げるしかありません。デメリットですが、一般的な一眼レフよりは操作やオートフォーカスなどで若干のハンデがあります。しかしよほど動きの速いものでない限り撮影は可能です。また常にライブビューで撮影するためバッテリーの消費が激しいです。できるだけ予備の持参をお勧めします。取扱説明書はご多分にもれず分かりにくいです。特に個々のアートフィルターやシーンモードの説明すらなく、どういったときにどう設定すればいいのか分かりません。ライブガイドはある程度参考になりますが、やはり一通りの撮影スキルを持ち合わせる方がいいです。初心者向けのムック本などで予習をお勧めします。あとはコンパクトなのでできるだけ持ち歩いて沢山撮ることです。