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そりゃ、APS-Cとフルサイズですから、写りは変わります。まぁ、これだけ言ってしまうと、誤解を受けてしまうので補足すると、被写界深度がガラッと変わります。同じ焦点距離、同じ絞りでも、ピントが合う面がぐっと浅くなるんですね。そのため、同じ被写界深度で撮りたいのなら、絞りはもっと絞らなければならないですし、シャッタースピードも遅くなります。その分手ぶれなどのリスクも高まるわけですが・・・。またD700はフルサイズセンサーの中でも特性が高感度での撮影に振られたモデルなので、高感度での撮影では今までの常識を覆すような写真が撮れますが、風景写真など低感度で解像力を重視した写真を撮りたい場合はD3Xなどの高画素モデルの方が綺麗に解像してくれます。そのため、写りが変わるかという点では変わるのですが、今の用途にそのままぴったり当てはまるかというと、どうだろう・・・という気がしますね。フルサイズセンサー搭載機は基本的に上級機ですから、中級機に比べて特定のジャンルに特化しているケースも少なくないですからね。また、レンズもフルサイズセンサーだとFXレンズになりますから、D200で使っていたDXレンズは使い勝手が悪くなります。クロップモードがありますが、クロップして使うと、センサーの中心部分しか使わないので、わざわざD700を買う理由もなくなるように思えます。