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倍率はファインダーを覗いた時の像の大きさに影響しますね。視野率100％と94％なら結構違いが大きいですが倍率の1倍と0.94倍なんて大したこと無いですよ。比べてみないと分からないくらいの差です。あなたは別に恥ずかしがる事は無いです。少しの差を大げさに言ってる店員の方が恥ずかしい事をしてると思いますよ。キャノン機のファインダーは明るくて見易いのは良いんですがピントの山が分かりにくくAF任せの時でもピントがちゃんと合ってるのか分かりにくいですね。キャノンのファインダーは構図確認位しか出来ないのでファインダーとしては失格だと思ってます。単純に見やすいから良いと言うものでもないので注意しないといけません。フィルム機と同じ見え味のファインダーはデジタルでもフルサイズ機でないと難しいですよ。APS-C機は撮像素子が小さくなってる影響で倍率1倍でもフルサイズの1/1.5～1.6の大きさですから。APS-C機でフルサイズと同じ大きさにしようとするとペンタプリズムの後ろの光学系が大きくなってしまうのでカメラのデザインとしては不恰好になりますし値段も高くなってしまいます。ファインダーの見た感じを大きくしたいのであれば拡大アイピース（1.2倍位が多いです）という物も色々出てますし裸眼の視力が良い人ならカメラの視度調整とアイピースに付ける視度調整レンズの組合せで倍率を高くする事も出来ますよ。ファインダーの見易さから考えてみるとカメラマニアからは評判が悪いですがパナソニックのG1、GH1やオリンパスのE-P2などのEVF（電子ファインダー）は光学系の制約が無いので視野率100％で大きさも見やすく鮮明でピントの山もしっかり確認できる良いファインダーです。こういうEVFならAPS-Cで有ろうがフォーサーズで有ろうが人間の目に最適化したファインダーが出来ますね。（デジカメ使ってる癖に電気仕掛けのファインダーに拒絶感を示してる人達は多いですが）最近、カタログスペックだけで判断する人が多いですがカメラは人がちゃんと使って初めて良い写真が撮れるもの。スペックがどうこう言ってるだけでは良い写真は撮れませんし良い写真撮ってる人は自分に必要な性能を見極めて良い部分も悪い部分も理解して悪い部分を補う使い方をしてます。数字に惑わされないで自分に必要な機能、必要無い機能を見極めて機材を使いこなす方が写真を楽しめますよ。