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＞ニコンD70は、ファインダー撮影に適した機種でしょうか？＞現在、中古のデジイチ購入を検討しています。Ｄ７０ｓのマニュアルフォーカスは、あまり良くないのですが、当方もＤ７０ｓを使っています。ストロボの同調速度が１／５００秒からなので、Ｄ７０系に代わる機種が見つからず、デーライトシンクロを多用する当方にとっては、なかなか外せません。今でも、お散歩カメラにしてます。ニコンでマニュアルフォーカスが、ほんとに使えるのはＤ７００です。マット面の拡散性が適切で、ピントの芯がつかみやすく、ニコンＦ２やニコンＦ３のマット面が、そのままデジタル化したような操作性があります。フォーカスセンサの点灯タイミングも、ちゃんと矢印が点灯してくれますので、マニュアルフォーカスでも安心感があります。Ｄ７０のマニュアルフォーカスですが、あまり良くないです。まず、ファインダースクリーンのマット面のピントのボケ方に芯があって、ＭＦだと確実にピンボケになります。フォーカスエイド時に頼りになるのは、ＡＦセンサの合焦時の合焦マークですが、合焦時に「●」が点灯するのみとなっていて、さらには、ＭＦのＡｉ－Ｓレンズの場合、露出計は機能しません。絞り値は「－－」表示になります。シャッター速度とフォーカス関係の表示は点灯します。マット面については、マイクロプリズム状の散り方をしますが、芯のある散り方で、ピントのヤマがつかみにくく、マグニファイアとの併用でも難があります。Ｄ３００系、Ｄ９０と同様のスクリーンのようですが、Ｄ９０のほうが、はるかに見やすくなっています。どうしても、ニコンＤＸフォーマットの必要性があるのなら、Ｄ３００系やＤ９０をお勧めします。Ｄ３００系やＤ９０のファインダースクリーンのマット面は、ピントの芯というよりも、アウトフォーカス時のファインダー像がマイクロプリズム状に散ってくれますので判断しやすいです。Ｄ７００とは違うマット面のようです。アウトフォーカス時のファインダ像さえつかんでおけば、マニュアルフォーカスは可能で、当方は、Ｄ３００系でＡｉ－Ｓレンズを使っています。なお、Ｄ９０もＤ７０系と同様、Ａｉレンズだと露出計が機能しませんが、ファインダースクリーンのマット面の拡散のしかたが、Ｄ３００系と同様のため、マニュアルフォーカスで、ご利用される場合は、Ｄ７０系よりＤ９０の方が向いていると思います。Ｄ８０については、当方の手許にありませんので回答できません。他の注意点としては、Ｄ７０系の場合は、連写時に、時々露出が「黒とび」することがあります。ニコンのサービスとも相談しましたが、原因は不明です。ニコンから可能性として指摘されたのは、ファインダーアイピースから、何らかの迷光が入射し、測光センサが迷光を測光したためではないかという指摘を受けています。このあたりはペンタミラー式の一眼レフの泣き所らしく、ガラスプリズムを採用しているニコンＤ９０では、このような事は起きていません。対策としては、ファインダーに迷光が入り込まないように、メガネを外すことと、アイカップを着けることのようです。当方は、Ｄ７０ｓを使用するときは、メガネを外してファインダーを見るようにしています。メガネ無しでファインダーを見るようになってからは、Ｄ７０ｓでの「黒飛び」は、あまり出ていないようです。注意点だと思います。