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撮影するポジションにもよりますが、全フィールドを撮影するのは、50ミリから１０００ミリまでのズームレンズでもない限り、無理です。ハーフラインからこちら側、ペナルティエリア内かその近く、位で、フィールドの近くで撮れれば手持ちのレンズでもいけると思います。サッカーでプレー中の写真は、撮ってみればわかりますが、案外難しいです。オートフォーカスは、一旦フォーカスフレームから選手を外してしまうと、フォーカスが背景に飛んでしまい、その後なかなかピントが合いません。だからといってMFにしても、現代のフォーカシングスクリーンは、明るさ優先で、ピントの山がつかみにくいので、ピント合わせが難しいです。ましてやテレコンを入れて、ファインダー内が暗い状態でピント合わせをするのは、至難の技と思います。ここは一つ、素直に近距離で撮影することにして、ご友人のポジションの近くにカメラを構え、テレコンなしで、適宜ズーミングしながら、選手ができるだけ大きく写るように、そして試合の間中、選手からフォーカスフレームを外さないくらいの意気込みで、AFで追いかけつづけ、ボールがフレーム内に入ったら、連射（シャッタースピード１／５００以上で）！！！！、というのがいいのではないでしょうか。予備バッテリーを忘れずに。私は、ここ10年ほど、少年サッカーから高校サッカーまでの写真を撮っていますが、少年サッカーのころは、多くのお父さんたちが、超立派なカメラを構えていました。が、何試合かのうちに誰もカメラを持ってこなくなります。聞けば写らないからもう止めた、だそうです。少年サッカーでその有様ですから、中学、高校とプレースピードが上がれば、ますます撮れません。高校サッカーで全国大会に出るような学校でも、そのホームページに試合中の写真を掲載しているところは少ないようです。多分写真がないんだと思います。ですから、難しいと思って、そのつもりで取り組んでください。道具より、熱意です。道具の力では、多分その困難をカバーできません。