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機械式駐車場は、重量および上段以外の全高については性能検査基準を逸脱ことはできません。
全長および全幅については、平成3年の車庫法改正前の基準で設計されたものだと、前後左右に余裕を設けることになっていますが、平成3年の車庫法改正に伴って緩和しても良いことになっています。
マンションの管理組合でその許容を明確にして、駐車場利用細則を改正すれば問題ありません。
今回の場合、車高が問題となっていますので、緩和は無理です。
車高調整を入れて30mmダウンさせるという方法もありますが、最低地上高が90mm以上無いと車両法の保安基準を満たさなくなってしまいます。
解決方法は、別の駐車場を探すということしか無理でしょう。
尚、ポット式駐車場の最上段が開放タイプの場合に、管理組合の駐車場利用細則で全高を緩和しているところもあるかもしれませんが、たぶん無理だと思います。

私の住んでいるマンションでも同様な事例がありました。
私が理事長を勤めた際、最上段の車高および全長，全幅の規制は、パレットの性能に合わせて緩和するように駐車場利用細則を改定しました。
管理組合総会が間近で議案提起できるのであれば、試みてみるという方法もあるでしょう。