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そのような形態を「OEM」といいます。（Original Equipment Manufacturing オリジナル・エクイップメント・マニュファクチュアリングの頭文字）
単純な和訳は「相手先ブランドの製造者」となります。この場合、スズキがOEMで、マツダに供給しているのです。
マツダは、自社での軽自動車開発から撤退してしまいました。しかし、ラインナップとしては軽自動車を残しておきたい。そこで、スズキに「マツダのブランド・マークで製造してもらっている」のです。マツダとしては、開発費・製造に関わる固定費が削減できてラインナップが充実し、他のマツダの普通車にも販売が増えるチャンスができる。
スズキとしても、自社の車を（マツダブランドとはいえ）マツダが売ってくれるわけで、生産量が増えればトータルで経費を削減でき利益も増える・・・。
同じような関係は日産とスズキ、日産と三菱、トヨタとダイハツにもありますし、他の家庭用電化製品の分野でも日常的に行われていますよ。