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あなたの言う通り、スポーツ路線の車が減少して悲しい限りです。

ですが、挙げられていた車種以外に現行車種でいくつか思い浮かびました。

レクサスはLFAとIS-FがありますがMT設定ないし、却下。
マツダはRX-8、ロードスターに加え、マツダスピードアクセラがあります。
ホンダはCR-Zがある。
三菱はランエボXが現行でありますよ。
あとはダイハツのコペンが軽のスポーティーカーです。
他には･･･どこまで入れるかになりますが、ホットハッチの部類ではいくつか車種が増えますね。(コルト ラリーアートver.Rやスイフトスポーツなど)

スポーティーモデルが減った理由はいくつかあります。

①MT車離れ
まず、車種にMT設定車が激減した事に気付いたと思います。
自分は、自動車に携わる仕事をしていますが、明らかなスポーティーカー(Zやインプ、エボ)でさえ、ATに乗っている人の多いこと多いこと･･･
MT車に触れる機会が減った方々は、テクニカルな面の不安から、ATを選ぶ方が増えました。

②開発コスト
次に、各社の開発コストです。
スポーティーカーは確かに人気なんです。
ですが、本気で作ると開発コストが桁外れにかかります。
各社見てもらえば分かるように、現在のスポーティーカーのほとんどが、共通部分を多く使う為にノーマル車種の改造版のような車ばかりです。
専用設計は数えるほどしかありません。
この情勢の中、コストがかかる事は各メーカー敬遠しがち。
特にトヨタはコストに厳しく、同じプラットフォームで各種の車をどんどん出して、車種を多く見せています。
しかも、開発コスト＆製造コストが高いので、同じ数が売れても利益が薄くなります。

③下手したらイメージダウン
それで、安くでそれっぽい車を作ったらどうなんでしょうか？
光岡のオロチなどは、スポーツルックな車。と割り切られて作られました。
走行性能はかなり落ちます。
オロチはそれでもデザイン面でウケてブランドイメージが傷つくような事はありませんでしたが、各社メーカーがやる気まんまんな車を作って、実際走ったら遅いだの気持ち良くないだの言われるとしましょう。
それで、「ああ。あのメーカーの車は走りが良くないよ。」と言われるのが怖いんです。

あなたが仰る車種ですが、以上の理由からなかなか実現不可能でしょうね。
やるならとことん。やらないならやらない。
やるなら利益はそれほど追求出来ない。
今は、工場の生産能力やコストを考えて、利益出ないならやらない。

ってことでしょうね･･･笑
失敗出来ないんですもん。

あー。悲しい世の中だ。