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NSXを急ぐ理由は、世界で高額なスポーツカーがバンバン売れて各社共に好業績を上げているからです。
フェラーリやランボルギーニにマセラッティなど、高級スーパーカーメーカーが軒並み過去最高の販売台数と利益を計上しています。

トヨタもLFAは瞬殺で完売でしたから、これの量産タイプとして次期レクサスSCの開発に着手していると言われています。

日本国内では景気が悪いと言われながらも、高級車ディーラーの高額モデルは過去最高の販売台数が売れています。
それに何と言っても中国での伸び率がハンパではありません。

この波に乗り遅れまいと急いでいるのでしょう。

次期NSXは当初2014年あたりと言われていましたから、東京モーターショー2011にコンセプトを発表して2012年後半にも市販化というスケジュールは、ベースになる技術の研究開発をしていたにせよ確かに早いです。

次期ビートが軽規格になる確率は低いでしょう。日本独自のガラパゴス規格では、世界での競争力に劣りますから商売になりません。

たぶん、NSXは今までの研究開発のデータを流用して比較的早く仕上げられるのに対して、ビートは一度開発が止まってしまっていますから新規開発となり最低でも4年はかかるものと思われます。