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≪注意点≫
(1)新しいPCに外付けのストレージ製品(ハードディスク、メモリーなど)を接続している場合はドライブ名がずれることで影響が出ることがあります。この場合は新しいPCに古いPCのHDDを接続し、ドライブ名を M: など空いているドライブ名に変更(*1)してからPCを再起動することで回避できます。
(2)新しいPCでのユーザーアカウントは古いPCで使っていたものと同じアカウント名、パスワードで作成します。（必ずしも必要ではありませんがアクセス権限の問題などの無用なトラブルを避けることが出来ます。）
(3)iTunes のインストール自体は一度でよくそのまま使えますが、古いPCで使っていたよりも古い iTunes ですとライブラリが読み込めません。その場合、iTunes は最新のものをインストールして下さい。

≪操作例≫
(1)新しいPC に古いPCのHDDを接続します。
(2)PC の電源を入れます。
(3)自分のアカウントでログインします。
(4)iTunes が起動している場合は必ず終了します。
(5)「マイ ミュージック」フォルダーを開き「iTunes」フォルダーがある場合は削除(*2)します。
(6)エクスプローラーで古いPCのHDDにある「～:ユーザー{自分のユーザー名}マイ ミュージックiTunes」フォルダー(*3)を「マイ ミュージック」フォルダーにコピーします。
(7)コピーが終わり iTunes を実行すれば従来どおりのライブラリで復旧し、問題なく iPhone 等と同期(*4)出来ます。


(*1)ドライブ名の変更は｛コントロールパネル｝＞ （「システムとセキュリティ」 ＞）｛管理ツール｝＞｛コンピュータの管理｝＞｛記憶域｝＞｛ディスクの管理｝で変更したいドライブを{右クリック}して「ドライブ文字とパスの変更(C)...」でできます。
１度これを行っておくと他のデバイスはこのドライブ名を使わなくなり、古いPCのHDDを接続したとき必ずこのドライブ名で認識するようになります。
(*2)くれぐれも自分のアカウントで行って下さい。家庭不和の原因になっても責任持てません。念のため「iTunes」>「iTunes Media」>「Music」の下にフォルダーがないことを確認しましょう。
(*3)古いPC が Windows XP の場合は「～:Documents and Settings{自分のユーザー名}My Documentsマイ ミュージックiTunes」です。
(*4)「CD からインポート、または iTunes Store で購入」したもの以外の曲等がある場合は「iTunes」フォルダー以外の場所にあって「ファイルがみつかりません」状態になることがあります。その場合は古いPC内を検索してそのフォルダーが元の場所と同じになるように C: にコピーするかまたは iTunes にドラッグ＆ドロップで追加します。