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乗っていた人を知っているだけですが…。


カプリスに比べると改造歴なしの比較的程度のいいタマが見つかる確率は高いですし、内装も上質なので悪くない選択だと思います。
調子の悪いクルマを除いて、燃費もスルスル走れば一般道でも5～7km/L程度はいきますから、排気量や見た目ほど悪くはありません。
5.7Lエンジンは94年からのLT1よりもそれ以前のL05のほうが燃費も良好で不具合も少ないはずです。
5.0LエンジンのL03は普通に乗る分にはいいのですが、ボディサイズを考慮すると少々力不足かもしれません。
問題は両車とも並行輸入車しかないので、消耗品以外のパーツが壊れると入手に苦労するかもしれません。
フォードやクライスラーの並行輸入車に乗る苦労に比べれば遥かにマシですが。
「悪徳アメ車専門店のカモ」にならないように注意して下さい。


ただ、質問者さんもお気付きかもしれませんが、10年ほど前にあれだけ街で見掛けたカプリス/ロードマスターは現在ほぼ絶滅状態です。
見た目や流行りだけで手を出した若モンが維持・整備し切れずに手放した結果、こういう状況になりました。
10年経った今でも維持・整備費用が掛かることに変わりはありませんから、購入の際はそれなりの覚悟でどうぞ。
購入時にある程度お金を掛けて整備しておけば、暫くは不具合の発生も抑えられ（アメリカ車なので過度の期待はしないで下さい…）快適に乗ることができます。


「アメリカ車らしいアメリカ車」は、恐らくカプリスやロードマスター、リンカーンのタウンカーあたりが最後でしょう。
そんなアメリカ車がソコソコの安値で普通に手に入れられる時代はあと数年で終わると思います。
タホやサバーバン、アストロは「トラック」ですし、最近のアメリカ車は堅いクルマばかりですしね。。。