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価格的にも内容的にも、悪くないと思います。

レンズについては、シグマ17-70はズーム幅も撮影倍率もそこそこの、そつなく使いまわせるバランスのいいレンズ。それを使っていく中であなたが多用する画角や、不足している性能、求める特徴などが鮮明になっていくでしょう。そこで必要なレンズを買い増していけばいい。
例えば、花の撮影でもっと大きく撮りたい、バックをよりきれいにぼかしたい。そうなると単焦点のマクロレンズが欲しくなる。はたまた、広々した風景をもっと奥行き感を誇張した写真を撮りたいとなると、広角レンズが欲しくなる。
しかし、レンズを買い増してもシグマ17-70の出番はなくならないでしょう。標準的にあれこれこなせるレンズがあってはじめて特徴の強いレンズが生きてくると私は考えます。

それと、CFカードが1Gではちょっと心許ないですね。JPEGのみの撮影ならそう問題にはならないでしょうが、RAWで撮った場合は1Gでは114枚程度。フィルムと違って惜しみなくシャッターを切れるデジタルだけに、100枚くらい撮るのはあっという間です。せめて2Gは欲しいところ。
RAW撮影、楽しいんですよ。花や風景では特に。露出や彩度、色合い、シャープネス、コントラスト・・。自分の表現に合わせてレタッチする。微調整するもよし、思い切ってレタッチしまくるもよし。
ちょっと慣れてきてRAWの楽しさを知ってしまったら、とにかくRAWで撮りたくなる。30DはJPEGとRAWの同時記録が可能ですので、尚更RAWで撮りたくなってしまうのではないかと思います。

CFカードも他のメモリーカード同様、ここ最近は大容量のものでも低価格化が進んでいます。
価格と撮影枚数のバランスを考えれば、私としては2Gまたは4GのCFカードにされることをおすすめします。