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デジタル一眼はコンパクトデジカメに比べるとダイナミックレンジの広い、逆に言うとぱっと見コントラストが低くて眠い画像を出す傾向にあります。
これは、後からの加工がしやすいことを考えているからです。（入門機だとわりとハイコントラストな画像を出しますが）

性能を生かすには、露出などもですが（ただ極端に白いものが多かったり黒いものが多かったりするシーンでなければ、フルオートでもそれほど外さないはず）

まずはＲＡＷデータで撮影して、撮影したデータを現像ソフトでいろいろいじってみることをお勧めします。
露出の勉強という点では、現像時にも露出を多少いじることができ、＋－１ＥＶ程度ならそれほど破綻しませんから、後から露出補正と同じような雰囲気を（雰囲気だけですが）掴むことができますし、その他のホワイトバランスやコントラストなども修正して、好みの画像に仕上げることができます。
（ただしモニターの色調整がちゃんとできていないと、プリントしたり他の人のＰＣで見てもらったりしたときにおかしなことになりますが）

入射式露出計は使える条件に限りがあり、遠くのものを撮影したりする時には反射式で使うことになりますので、いきなり買っても困るでしょうね。
セコニックのＷｅｂサイトから無料でダウンロードできる露出テクニックガイドをじっくり読むだけでも理解できると思います。
http://www.sekonic.co.jp/meter_download

あとは、絞り優先オートで絞りを開放から２段飛ばしぐらいでＦ１１くらいまで、中距離くらいの同じ場所を撮影して見比べてみたりすると、絞りの違いによる被写界深度の差を理解しやすいと思います。

なお、旅客機の撮影となると、望遠レンズでの撮影になると思いますから、同じＦ値でも余計被写界深度が狭くなり、一部分だけピントが合って他はぼやっとした写真になりがちですが、絞りを絞ることでピントの合う範囲をある程度広くできます。
その代わり、シャッター速度は遅くなりますから、高感度を使ってシャッタースピードを上げる、手ぶれ補正付きレンズを使う（キヤノンの場合はボディ内手ぶれ補正はありませんから）、しっかり構えたり、許されるところなら三脚を使うなどしないと辛いですね。