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おすすめの双眼鏡を教えてください ニコンの スポーツライト 8 又1

おすすめの双眼鏡を教えてください
ニコンの スポーツライト 8 又10x25D CF はどうでしょうか?
予算は5000~1万円位
主にイベントやコンサート鑑賞

どんな事(仕様?)を基準?にしたらいいのでしょうか? 今家にあるのが、古いニコン 7x35 7.3゜ と印字されて、すごく重たいタイプです。
8月にイベントに メルパルクホール大阪に 行くので、軽くていいのがあれが購入したいと思います。

何か教えてください!ヨロシクお願い致します。
Yahoo!知恵袋 5263日前
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質問者が選んだベストソリューション
その用途でしたら、軽量・コンパクトを優先で、20mmクラスの双眼鏡が最適でしょう。
双眼鏡性能の2大要素は“像質”と“見易さ(覗き易さ)”です。

殆んど場合、同モデル同口径で8倍と10倍が用意されています。
この両倍率での理論上の像質は、
「口径が同じなら倍率差の2乗で鮮明・不鮮明になる」
となり、8倍の方が優れた像質が得られます。
次に両倍率での近寄り効果ですが、
「距離÷倍率」で見当をつけられます。
100mの距離を、8倍で見ると12.5mまでの、10倍で見ると10mまでの近寄り効果が得られます。
この差を「大した差ではない」と考えるなら、8倍の方が“得”といえます。
また、各メーカーが最も力を入れている倍率機種は「8倍」の双眼鏡です。ですから、コストパフォーマン的にも、8倍機種郡の中から選んだ方が“当り!”の確率は高くなるでしょう。


次に“覗き易さ”です。
どんなに優れた見え方をする双眼鏡でも、覗き難くては何の意味もありません。
双眼鏡の性能値には「アイレリーフ」というのがあります。
これは接眼レンズからどれくらい目を離しても、視野全体がちゃんと見れるかの数値(○○mm)。
これが極端に短いと、裸眼の人でも覗き難かったり、マツゲやまぶたでレンズを汚したりします。
最低でも10mm以上、眼鏡使用者の方なら13mm以上は欲しいですね。
「15mm以上をハイアイポイント」と呼びます。
それから見口の仕様、、
従来の「ゴム式見口」では、裸眼者はそのまま覗き、眼鏡者はゴムを折り返して覗きます。
「ツイストアップ式見口」とは、見口の縁が手前に引き出せる見口で、眼鏡者はそのまま覗き、裸眼者は引き出して覗きます。見口を引き出した場合、ゴム式よりもレンズ面までの深さが大きいので、レンズが汚れ難く、ラフに覗けて快適です。また、他の人に見せる場合でもワンタッチで縁を出し入れできるぶん、手軽です。

他には見え方と覗き易さ両方に関係する性能で、「見掛視界」というのがあります。
覗いた時に見える像円の大きさで、この大きさを角度で表しています。
一般には50°以上が理想、最低でも40°以上は欲しいですね。
(65°以上を広角といいます)

質問者さんが検討されている、ニコンのスポーツライトなのですが、実はあまり評判はよくありません。
プリズム式双眼鏡には「ポロ式」と「ダハ式」の2つの形式があります。
「ポロ式」とはポロプリズム式の略で、昔からあるオーソドックスなタイプです、比較的安価なコストで高精度な製品が作れます。
「ダハ式」とはダハプリズム式の略で、ポロ式よりもスリムでコンパクトに作れますが、光学系がより複雑で高い精密技術が要求されるため、ポロ式と同等の性能を出すためには、1.5~2倍ほどのコストが掛かります。
そして、スポーツライトの形式は「ダハ式」になります。そして実売価格は約4000円~、、、
残念ながらこの価格では、20mmクラスダハ式でまともな双眼鏡は作れません。

1万円以下の20mmクラスダハ式で、ギリギリで“まとも”な機種は1機種だけあります、

Nikon スポーツスターEX 8x25D CF (ダハ式/中国製/7980円~)
http://kakaku.com/item/10910510475/
300g、見掛視界65.6°(広角)、アイレリーフ10mm、ツイストアップ式見口
*最短合焦2m *防水
性能は5000円クラスのポロ式よりも劣りますが、1万円以下のダハ式としては一番まともだと思います。
見掛視界は65°もあり、周辺像の崩れは大きいですが、でもやはり視界が広いのは気持ち良く、視野中心の像質は十分クリアです。

対して、1万円以下のポロ式で、最も評判がいい双眼鏡は、
★PENTAX タンクロー 8×21 UCF R (ポロ式/中国製/4970円~)
http://kakaku.com/item/10910410495/
210g、見掛視界50°、アイレリーフ13mm、スライド式見口、*非防水
スポーツスターよりもアイレリーフが長く、同じツイストアップ見口ですが、タンクローのツイストアップ見口の方が上出来です。


コンサート用途では、ドームクラスでも8倍で十分です。
問題は8倍で「どれだけ鮮明に見えるか」です。
8-10倍で倍率不足と感じる人はいるかも知れませんが、その殆んどが像質の低さ(悪さ)が原因だと想像します。
双眼鏡は一端の光学系製品です。「○倍×○○mm」が同じならどれも同じに見えるわけではなく、“光学性能”が見え方を大きく左右します。
とはいえ、低価格帯(1万円以下)の機種郡の中には、まともな双眼鏡は少なく、コストパフォーマンスを評価できる機種ともなれば、ほんの数機種しかありません。

私は20mmクラスの全てを試し覗きしたわけではありませんが、今までの体験の中で1万円以下の機種郡の中では、ポロ式ではタンクロー、ダハ式ではスポーツスターが、それぞれ一番の機種でした。



ちなみに、今お持ちの「7x35 7.3゜」の見掛視界は、
実視界7.3°×7倍=51.1°となります。
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