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①ULTRASONE-PRO900 ＋ HP-A3へのアップグレードは良い選択ですね。HP-A3は生産を全て日本国内で行い、パーツも日本製のオーディオグレード品で組まれているので、音質としてはHUD-MX1よりも一段階高い次元にあると言えます。内部基盤を見ると設計と作りの良さが分かりますよ。

「やはりヘッドホンに得意な音域があるように、アンプにも得意な鳴らし方があるんですか？」
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どのアンプに何のヘッドホンが合うかは自分の好みの問題です。どの組み合わせが一番とか、何を合わせると間違いとかはありません。USB-DAC系のヘッドホンアンプではそこまで音に偏りは出ないので、基本的にはどんなヘッドホンと合わせても大丈夫です。「値段が高いからきっと良い」←基本的にはこの考え方で間違ってません。


②ATH-A2000XとHUD-mx1の組み合わせは悪くありませんが、予算が8万あるのであればもっと上を狙うべきですね。HUD-mx1では音の傾向云々以前に基本的な音質がHP-A3などに劣ります。


③声を得意にするヘッドホンとアンプの組み合わせ、と言われると真っ先にValveX-SEとHA-1Aが思い浮かびます。どちらも真空管アンプで、人間の声の帯域をとても生々しく、艶やかに、濃密で厚みのある音で再生できます。5万円以内で買えるアンプでボーカルを重視するなら、この二つが最強ですね。真空管というと古臭いイメージがありますが、音はキレがありクリアで、アニソンはもちろんロックもポップスもドカドカ鳴らしてくれます。映画の迫力も申し分ありません。ただ真空管なので球切れがあり、数年に一度2,3000円ほど出して真空管を買い替えないといけません。
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アンプがカマボコなので、合わせるヘッドホンは弱ドンシャリのものが丁度良いはずです。オススメはUltrasoneのPRO-750ですね。PRO900の一つ下のモデルですが、音質的にはPRO900に劣らず、若干PRO900よりもリスニング向けの聞きやすい音です。ドンシャリですが中域が前に出る傾向があるので、アニソンを聞くにはうってつけかと思います。ちなみに真空管アンプを買う場合は、パソコンと繋ぐのにDACがあった方がいいです。パソコンで再生する場合は、前の質問でも紹介したDN-USB-DACなどを併せて購入するといいですね。

真空管はデカすぎて無理という場合は、PRO900 ＋ HP-A3でも大丈夫です。元々この組み合わせはアニソンに向いていて、2chなどでも「Ultrasone使いはアニソン好き」と言われているぐらいです。


つらつら書いたので分かりにくい文章になってしまったかもしれません(^_^;)
また何かあれば捕捉で伝えてください。